反・学歴の成功法則

成功に学歴は関係ないのだが、現状として「学歴」は大きな武器となっているのがある。しかし古今東西の成功者を見てみると、本書の冒頭でも紹介しているとおり、松下電器産業(現:パナソニック)の創業者である松下幸之助は尋常小学校・商工学校中退でありながら、一代で大企業に成長していった。また本書では取り上げていないが田中角栄も、高等小学校卒業までしか学歴はないものの、首相にまで上り詰め、高度経済成長期の代表的な首相の一人までとなり、「今太閤(いまたいこう)」とも呼ばれた。

実は著者も高卒でありながら、本書はその学歴社会の中でも、学歴がなくても成功できる方法について地元の銀行から、外資系の銀行などの仕事に携わるなど、学歴コンプレックスをはねのけ、成長していくことができたという。その著者の実体験をもとに学歴に関係なく成功できる秘訣を伝授している。

第1章「できる人がやっているシンプルで小さな習慣」
「塵も積もれば山となる」「ローマは一日にして成らず」ということわざがあるとおり、成功するためには小さな習慣の積み重ねによって成り立つ。その「習慣」には立ち振る舞いやコミュニケーション、仕事の仕方、健康などがある。

第2章「「視点を変える」ことで、はじめて見えるコト」
物事は視点によって見え方が異なるだけではなく、解決への糸口も変わってくる。どのように視点を変えるのかについて「仕事」や「クレーム処理」「英語」「リーダーシップ」などのこととともに言及している。

第3章「自分の短所を長所に変える方法」
人には必ずと言ってもいいほど「長所」と「短所」が存在する。その中でも「短所」は補う必要があるという人もいれば、短所を無視して長所だけ伸ばせという人もいる。しかし「短所」と「長所」は紙一重で、短所が長所に転じるときもある。そのことを仕事や価値観、転職活動などをもとに提示している。

第4章「人生の節目に訪れる出会いに感謝する」
「節目」と言えば、就職や転職、昇進、独立などが挙げられる。もちろん年齢的に「而立」や「不惑」「還暦」といったものもまた節目も存在する。その節目だからでこそ人との出会いを振り返り、感謝することが大切であるという。もちろん出会いは「人脈」と呼ばれるものであるが、その人脈には上司・部下、取引先といったものがある。

人生・ビジネスにおいて「成功」は人それぞれである。もちろん成功していくためには色々な積み重ねが必要であるが、その基軸には「習慣」がどうしても不可欠である。その習慣をいかにして変えるかが本書には詰まっており、それを実践していけば、学歴に関係になく、限りなく成功に近づくことができるようになる。

スポンサーリンク