「世界で戦える」人材の条件

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企業をはじめとした労働社会がグローバル化しつつある時に、世界で戦える人材を欲しがっている企業は多い。それを探すために日本人だけではなく、海外から人材を欲し、それに対応できない人をリストラするというようなことをしている企業も存在するという。

では、「世界で戦える」人材とはどのような要素が必要なのか、そしてそれを欲する理由とはいったい何なのか、長らくグローバル企業で人材育成や事業策定を行ってきた著者が伝授している。

第1章「日本人女性起業家、米国で躍進する」
元々著者はアメリカで会社を興したことから「グローバル化」する世界の中に立ち始めたのだが、その理由は著者自身の感じた「安住の地がない」と言うところにあった。そして研修を経て海外に目を向け、起業をしたという。

第2章「グローバリゼーションとの出会い、そして衝撃」
アメリカで起業を行い、「グローバル化」の現場を知るようになった当時(90年代の始めごろ)、アメリカではヨーロッパよりもグローバル化は遅れていたという。とは言えどアメリカをはじめとした多くの国々はグローバル化を看過せず、むしろその潮流に乗るべく動いていた。その流れを知り著者は衝撃を覚えた。

第3章「「文化」という要素から世界が見えた!」
国・地方によってそれぞれ育んできた「文化」が存在する。しかし「グローバル化」によってその要素が消えたのだという。その理由について本章にて述べている。

第4章「本当の「グローバル化」を理解する」
第2章のタイトルにもあった「グローバリゼーション」、その意味は本章を見ると、

「グローバリゼーション(globalization)という語は、英語のグローブ(globe)という言葉から来ているが、このグローブとは「天球」としての地球と言う意味である。
 つまりグローバリゼーションとは地球まるごと一つの単位として見るということ、「地球規模」という視点、発想ということなのだ」(p.70より)

という。そのグローバリゼーションを理解しなければ、グローバル化を理解できないという。

第5章「グローバルマインドを心に設定する【道1】」
ここから最終章までグローバル化する社会の中で、どのように生き残っていけば良いのかの「道」について説いている。
最初は「グローバルマインド」だが、世界で活躍するためのマインドセットと言うよりも、日本におけるマインドと世界で活躍する人のマインドの違いについても言及している。

第6章「<文化の世界地図>で、世界を俯瞰的に見る【道2】」
世界的に活躍するためには世界を見る必要がある。しかしその世界を細かく見るというよりも世界地図を広げて、鳥のごとく「俯瞰」して見ることにあるという。

第7章「倫理とリーガルマインドを強化する【道3】」
倫理やモラルは大事であるが、それにとらわれ過ぎてしまい、世界的に活躍することができなくなる要因につながっているという。そのモラルの考え方を変えるだけではなく、リーガルマインドを持ち、強化することにあるという。

第8章「日本のDNAを磨き、日本型グローバル人材を目指す【道4】」
グローバル化に対応した人材を作るために、もちろん日本独特のものを作ることも一つである。日本人のグローバル人材を作るためには、日本のDNAを生かし、グローバルで活躍していけるための方法について取り上げている。

第9章「21世紀の学習方法に切り替える【道5】」
21世紀の時代の中でどのようにグローバルに対応した人材になるべく学習していけば良いのか、その学習方法に変化をする必要があるという。その変化の仕方について伝授している。

「グローバル化」の潮流は止まるところを知らず、むしろその傾向が強くなっていく。その中で日本人は変化をする必要があるのだが、その変化の道を間違ってしまうと、日本は世界から取り残されてしまう可能性もある。そうならないために本書ではグローバル化に対応できるための人材を育てる考え方・方法を5つの「道」にして示している。

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