糖尿病に負けない食べ方 糖尿病患者による食事療法と運動療法体験談

糖尿病は主だってある生活習慣病の一つであり、予備軍も含めて1千万人にも2千万人にも及ぶ。生活習慣を少し乱れただけでも糖尿病の危険性もあり、一度かかってしまうと治療を一生かけて行う必要があり、一生引きずる病気である。もっともインスリンなどの薬もある一方で食事療法や運動療法の治療方法がある。その中でも本書は患者の方々による食事療法と運動療法の体験談を綴っている。

1章「糖尿病患者による糖尿病の食事療法と運動療法の体験談」
食事療法にしても、運動療法にしても様々な方法があるのだが、その中でも前者の場合は細かい単位で制限が設けられている。もっとも血糖値を極端に挙げることがないように、するために食べ物にしても気をつかう必要がある。そのために食べるもの一つでも選びながら、献立を決めていく必要がある。著者自身も糖尿病患者としてどのようなことを行ったのか、その体験談を綴っている。

2章「糖尿食事療法・運動療法日記」
「ローマは一日にして成らず」であるように糖尿病の治療も一朝一夕では不可能である。もっとも運動にしても食事にしても糖尿病を治療することで気をつかったという。本章に記されているだけでも8年以上にも及ぶ間、手を替え品を替えての治療を行ってきた、その記録が克明に記されている。

3章「糖尿病患者による糖尿病の食事療法と運動療法のまとめ」
糖尿病はほとんどの場合一章付き合う病気である。その病気と付き合っていくためにはどうしたら良いのか、その体験を通じてのことをまとめている。

糖尿病はもはや日本人誰もがかかる病気の一つとして知られるようになった。その知られる病気に対し、立ち向かい、これ以上悪化しないためにどう付き合っていけば良いのか、体験者の側から知ることができる一冊である。

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