DAY

2008年8月11日

悪魔という救い

悪魔と言うのは本当にいるのかと言うと試験としては形としては存在しないと思う。ではどこに存在するのかと言うと人々の心の中にあるのではないかと私は思う。 カトリックの世界では「悪魔祓い」という儀式が存在する。しかも戦後、科学が飛躍的に進化しているのにもかかわらず、この「悪魔祓い」が復活し急速に広まっているという。ではなぜこの「悪魔祓い」が広まったのか。そもそも「悪魔祓い」とは何なのかというのを何も知ら […]

本と映画と「70年」を語ろう

1970年といえば学生運動や三島由紀夫事件、連合赤軍によるテロ(際立っているのは「あさま山荘事件)など政治的、右翼・左翼という観点からしても激動の時代であった。 その中で本や映画はどの様だったのか、本書では「合わせ鏡」を持つといわれているがまさにその通りかもしれない、かたや産経新聞に入社し、やがて首になり右翼活動に尽力し、かたや朝日新聞に入社し首になり文学・映画評論家として名を馳せた両氏の対談本で […]

愛国者は信用できるか

右翼団体「一水会」の顧問であり、右翼の大家ともいわれている鈴木邦男氏。その方が「愛国社は信用できるか」というものだから驚きである。もっと驚きだったのは本書の帯紙に書いてある「三島由紀夫は言った「愛国心は嫌いだ」」ということである。 ハッキリ言って開いた口が塞がらないような気持ちになった。三島由紀夫と言えば1970年に三島事件を起こし戦後民主主義と日本国憲法を批判し、独自の天皇観を檄文に記して割腹自 […]

老いはじめた中国

現在中国は高度経済成長も踊り場に差し掛かり経済が交代しだしてきたころである。この中国が追い始めたというのだから国がもう何千年もの歴史を積んできたのだからそろそろ滅びるのかと邪推をしたりもした。 しかし本書では、中国は高齢化しつつあるということを言っている。つまり「一人っ子政策」により人口増加も横ばいとなり、毛沢東政権下での「産めよ・殖やせよ政策」世代が60歳以上に差し掛かろうとしている。つまり前述 […]