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2011年7月6日

世界は分けてもわからない

今から5年前、著者は「生物」と「無生物」とを分けて考えてみた。その本がベストセラーとなり著者の名も、生物学を知らない人たちにまで広がった。その続編は著者がこれまで生物や細胞など、生物に関して様々なものを「分けて」きたのだが、その「分けて」北先にはいったい何があったのだろうか。本書のタイトルにある「分けてもわからない」というのはどのようなプロセスでそう至ったのだろうか。 「生物と無生物のあいだ」も同 […]