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2011年12月

年末恒例ランキング2011 vol.6 「F1レース」ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、そして今年最後の記事となる「F1レース」ランキングです。 今季は19戦と2005年シーズンに並んで最多タイの開催となりましたが、今シーズンはヴェッテルのシーズンだった、と言っても過言ではありません。PPもナイジェル・マンセルが記録した14PPを塗り変える15PPを獲得いたしました。年間の開催数もあるとはいえ、記録を塗り変えただけでも大きな出来事です。 そしてシーズン後 […]

年末恒例ランキング2011 vol.5「ビジネス」本ランキング

年末恒例ランキングもこれが第5弾。「ビジネス」本ランキングです。例年はこのカテゴリーが最も多く取り上げておりましたが、昨日も書いたとおり、今年は73冊と2番目に多い冊数でした。元々当ブログはビジネス本専門ではなく、ありとあらゆる本を取り上げることが当ブログのポリシーなので、ビジネス本に偏ることは好ましくありませんが・・・。 それはさておき、ビジネス本の中にもおもしろいところ、あるいは実践すると思わ […]

年末恒例ランキング2011 vol.4 「人文」本ランキング

年末恒例ランキングの第4弾は「人文」本ランキングです。昨年まではビジネス書に次いで多かったカテゴリーでしたが、今年は82冊と最も多く取り上げました(ビジネス書は明日取り上げますが73冊でした)。歴史や自伝、自己啓発もこの分野に入るためカテゴリーとしても幅広かったのも、最も多く取り上げられた所以だったのかもしれません。 この82冊の中から選りすぐりの5冊を紹介いたします。 第5位:魂のゆくえ アース […]

年末恒例ランキング2011 vol.3 「文芸・評論」本ランキング

今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。昨年・一昨年はあまり取り上げなかったのですが、今年は小説そのものの楽しさ、そしておもしろさを伝えることを追求するべく、36冊取り上げました。ビジネス本や人文本と比べても半分くらいでした。また小説の書評をすることの難しさも改めて知った1年だったと思います。 それでは今年取り上げた36冊の中から選りすぐりの5冊を紹介いたします。 第5位:ラスト・ファ […]

年末恒例ランキング2011 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は67冊取り上げました。「社会科学」といっても「科学」ではなく、むしろ時事的な本を取り上げることの多い分野であり、今年もさることながら過去の事件についても取り上げています。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:なぜ無責任な建築と都市をつくる社会が続くのか なぜ無責任な建築と都市をつくる社会が続くのか 中崎 隆司彰国社  20 […]

年末恒例ランキング2011 vol.1 「理数系」本ランキング

2011年ももう残りわずかとなりました。年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。もう4年連続となっていますが、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1レースを決めると言う趣旨でやってます。 今年は273冊取り上げました。今年の冊数を見てみると「これだけやっているんだぁ・・・」という感慨に浸ってしまいます。 私 […]

降水確率50%は五分五分か

TVやインターネット問わず気象情報は誰でも見る。しかし気象情報の中には私たちがふと疑問に思うような「気象用語」が存在しており、ちんぷんかんぷんに陥ることも少なくない。 本書のタイトルにある「降水確率50%」は雨になるかどうか五分五分か、ととらえがちであるが、あくまで降水確率は「雨が1時間に1mm以上降る確率」でしかなく、ちょうど北海道や東北など雪の降る地域では「雪が1時間に2~3cm以上降る確率」 […]

ヨコハマ伊勢佐木町 復活への道

私の住む川崎市から少し離れると神奈川県の県庁所在地である横浜市に行くことができる。横浜市にはみなとみらいのある桜木町が代表されるが、横浜市の顔の一つとして本書では伊勢佐木町を取り上げている。 伊勢佐木町というと本書でも紹介されているが、故・青江美奈が歌った「伊勢佐木町ブルース」が有名である。 最近では「イセザキモール」が誕生し活気があふれている。しかしこの伊勢佐木町はそれが誕生するまでは活気を失い […]

八月の魔法使い

「事件は会議室で起こっている」 これは「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にて真矢みき演じる沖田仁美が、織田裕二演じる青島俊作に初めて会うなり言った言葉である。本書はまさにその言葉を形にしたような一冊と言えよう。 私たち庶民が官僚や国会議員が不思議な世界であるように、会社によって異なる世界を「不思議な世界」ととらえてしまう。会社と一口に言っても会社の規模、業種な […]

文化・メディアが生み出す排除と解放

「差別」にまつわる報道は今も昔も存在する。差別的な表現や言葉を発しただけでもニュースに取り上げられたり、謝罪、あるいは辞任に追い込まれるような報道まである。たった一言で人は傷つけられることはあるのだが、私はあきらかに「言葉狩り」を既存メディア主導で行っている感が拭えず、メディアそのものの「ジャーナリズム」を疑ってしまう。 メディア観に関してはここまでにしておいて、本書では文化やメディアで取り上げら […]