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2014年12月

年末恒例ランキング2014 vol.5 「人文」本ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、今日のランキングは「人文」本のランキングです。今年は143冊取り上げました。昨年も同じようなことを書きましたが、「人文」とひとえに言っても哲学・思想・歴史・言語・自己啓発など様々な本が「人文」に該当する形になったので、このように膨大なものになった様相です。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:父子相伝-陳家の訓え 父子相伝 posted wit […]

年末恒例ランキング2014 vol.4 「ビジネス」本ランキング

今日のランキングは「ビジネス」本のランキングです。今年は58冊取り上げました。去年は67冊でしたから10冊近く減っております。もともとビジネス書専門ではなく、ビジネス書に対する関心が、ほかのところに行ってしまったものがあります。 それはさておき、今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:「正しい失敗」の法則 「正しい失敗」の法則 posted with ヨメレバ 堀紘一 PHP研 […]

年末恒例ランキング2014 vol.3 「文芸・評論」本ランキング

今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。今年は67冊取り上げました。昨年は35冊だったことを考えると倍増しました格好です。実をいうと、これほど多くなった理由として今年は仕事そのものが忙しくなり、書評そのものを行う時間がほとんどなく、原稿用紙1枚程度で終わることの多い、小説などの文芸本を取り上げることが多かった事情があり、連日取り上げたり、高頻度で取り上げたりするような情況でした。 それ […]

年末恒例ランキング2014 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は68冊取り上げました。もともと時事的なこと、社会的なことについて関心を持っていたせいか取り上げる量は相変わらずの多さだったと思います。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:修羅場の経営責任―今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 修羅場の経営責任 posted with ヨメレバ 国 […]

年末恒例ランキング2014 vol.1 「理数系」本ランキング

こんにちは。蔵前です。 2014年ももう残りわずかとなりました。 年末と言うことで、今年のランキングを取り上げて行きたいと思います。 今年で7回目となります。 今年は360冊取り上げました。 今回のランキングを除けばもう1年に1冊取り上げていると言っても過言ではありません。 毎年の通りになっちゃいますが、この企画のトップバッターは「理数系」の本のランキングです。 今年は24冊取り上げました。 昨年 […]

ラブ・オールウェイズ

元々恋愛作品を取り上げている著者の中でも、著者本人が「特別な本」と銘打っているのが本書である。本書が出版される2年ほど前、ちょうど本書の短編集が連載している2012年に本書に掲載されている挿絵の引用元である絵本作家・伊藤正道氏が55歳の若さでこの世を去った。その引用元となった作品も伊藤正道氏の遺作と言える「僕への小さな旅」などから絵・文章が取り上げられ、なおかつ本書の最終話には伊藤氏に捧げるために […]

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

今日はクリスマス。クリスマスというとケーキを食べたり、ローストチキンやフライドチキンを食べると言うことがある。その為にスーパーやコンビニでは七面鳥や鶏肉などが使われるのだが、本当のところ人間と動物の関係はどうなのだろうか。クリスマスに本書を取り上げるのは良くないのかもしれないのだが、クリスマスに肉を食べると言うことを考えてあえて取り上げてみる。 第一章「人間と動物の相互関係をめぐる新しい科学」 人 […]

不幸は人生の財産

「不幸」は人を惨めにするような感じがするが、実際には不幸な体験は決してマイナスになるのかと言うとそうでは無い。むしろ「逆境」という意識を持って勉強をする、行動をする事によって不幸な出来事、体験そのものを人生の財産にしていく事が可能になる。 本書は長年作家生活を体験していく中で、感じたこと、考えたことについて取り上げている。 第1章「人生は運が半分、努力が半分」 全て努力をするだけで、上手く行くわけ […]

日本の狂気

人間には、様々な感情が眠っている。「狂気」もまたその一つであるのだが、その「狂気」が重なっていくことによって、国家や社会などの集団に伝播し、さらに大きくなる。本書はあくまで「日本」についてフォーカスを当てているのだが、決して著者2人が日本について侮辱をしたり、批判したりしている訳ではなく、あくまで日本にスポットを当てただけのことであるという。 第一章「精神分析から日本の「わたし」」 本章にて定義さ […]

二重洗脳―依存症の謎を解く

「洗脳」と言うとなにやら催眠術やカルトといったような要素を持っているようなものを連想してしまうのだが、「洗脳」される要素は、ゲームや食べ物、たばこ、仕事、自分探しなどごく身近な感情やことによって引き起こしてしまう、いわゆる「ハマる」ということが、洗脳をしてしまうと言う。 しかしそういったことで「洗脳」を起こしてしまうのか、そしてどう言った悪影響を及ぼすのか、そして対処方法はいったい何なのか、そのこ […]