2014-11

世界史

ハプスブルク三都物語 – ウィーン、プラハ、ブダペスト

かつて東欧には「ハプスブルク帝国」が存在し、長い歴史の中で、建造物や音楽など東欧における文化の根幹をなしてきた。そのなしてきた文化の遺産は今でも東欧諸国に根付いている。本書はオーストリアのウィーン、チェコのプラハ、ハンガリーのブダペストの三...
コミュニケーション

「ぐずぐず」の理由

予め断っておくが、本書は「ぐずぐず」している状況を理解し、対処するような本ではない。鈍くさかったり、ゆっくりしたりしている様子を、オノマトペとして「ぐずぐず」と表現しているのだが、いったい何故なのかと言うことを解き明かしている。もっとも「ぐ...
書評

寄生虫病の話―身近な虫たちの脅威

「寄生獣」と言うマンガをご存じだろうか。元々漫画作品としては1988年~1995年の7年間連載されたわけだが、人気は未だに衰えず、今年にはアニメ・実写映画化された。既にマンガは終了しているものの、これからもブームを巻き起こすと言われている。...
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書評

お金はサルを進化させたか ~良き人生のための日常経済学

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 あなたにとって「お金」はどのような存在か。人によって「人生そのもの」「権威づけ」「ツール」と答えはそれぞれ異なる。お金との接し方についてもおそらくその哲学に通じるとも言える。 「お金」と言うと巷では...
書評

戦わない生き方

著者の横山様より献本御礼。 本書のタイトルに出会った時、「戦わずして勝つ」と言う言葉を連想した。この言葉のルーツには、孫子の兵法にて、 「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」(孫子謀攻篇より) にあ...
日本人

横綱大鵬 晩節のかがやき

も一昨日、大相撲九州場所にて、横綱・白鵬が歴代最多タイとなる32回目の優勝を果たした。その一方で、だめ押しや懸賞金の取り方が横綱審議委員会で問題になり「態度が悪い」と批判する声もあった。っとも「横綱の品格」とはいったい何なのか、大鵬と白鵬と...
日本人

「李香蘭」を生きて

今年の9月7日、李香蘭こと山口淑子が94歳という年齢でこの世を去った。戦前~戦中ではアジアの大女優・大歌手、そして晩年は国会議員として活躍した重要な人物が失ってしまったことになる。戦前から戦中の歴史を紡いできた「李香蘭」はいったいどのような...
書評

指揮者の役割―ヨーロッパ三大オーケストラ物語―

オーケストラにおける指揮者は、演奏はしないものの、演奏者と演奏を統率する役割を持つ。そのため指揮者に要求されるものは音楽性のみならず、曲そのものの解釈をどうするのか、という判断力や分析力も問われるので、演奏者以上に気を遣う役割とも言える。本...
読書お悩み相談室

【お悩み3】書評ブログを始めるコツは何ですか?

こんにちは、蔵前です。 またもしばらく開いてしまいましたが3つ目の質問です。 この質問は以前からセミナーやパーティーとかでも聞かれた事の一つです。 <Question 3> 私は本が大好きで、これから書評ブログを作りたいと思っているんです。...
書評

舞台の神に愛される男たち

舞台というと色々あるのだが、本書では演劇や歌舞伎と言った数多くの人々が彩る所を「舞台」と定義している。その中では主役が最もスポットライトを浴び、演技をこなしていくのだが、そのこなしていく中で「名脇役」とも呼ばれる人物もいる。もちろん名脇役と...
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