2015-02

書評

40歳からは、小さいことにくよくよするな。

著者の横山様より献本御礼。 40歳は「不惑」と言われており、物事に振り回されることが少なくなる。経験や考え方が熟成され、物の見方が深まることも挙げられるのだが、同時に考え方やチャレンジについても保守的になり始める時期になり、本書のタイトルに...
書評

通販―「不況知らず」の業界研究

今年の1月16日にテレビ通販の旗手と言われたジャパネットたかた社長の高田明氏が社長をはじめとした全役職を退任し、後任として明氏の長男である旭人氏が社長になった。このニュースは通販業界に関わらず、日本中で話題をさらっていったのだが、そこで「通...
国際

イスラームへの誤解を超えて―世界の平和と融和のために

IS(いわゆる「イスラム国」とも呼ばれている)、およびイスラム過激派団体による事件が今でも後を絶たない。特に先日は日本人男性2人が拘束・殺害されるという痛ましい事件が起こった。この事件を含めたイスラム国の話題のなかで、イスラム教について、過...
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書評

たまさか人形堂それから

本書は「たまさか人形堂」という架空の人形屋を舞台にした短編集であるが、最初に収録されている作品からずっこけてしまった。タイトルは「香山リカと申します」。ニュースやワイドショーを観る方はお気づきだと思うが、あの精神科医を連想してしまうような名...
宗教

一日一善

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 本書のタイトル「一日一善」とは、 「1日に一つだけでも何か善い行いをすること」(「広辞苑 第六版」より) とある。つまり、善い行動を起こすことを心がける言葉であり、行動し続ける事によって人徳を向上す...
日本人

愛妻・納税・墓参り~家族から見た三宅久之回想録

政治評論家の三宅久之先生(以下:三宅先生)が亡くなって2年経った。私が三宅先生についてテレビにて拝見したのが1990年代のころである。その頃は「TVタックル」などの番組で見ていたのだが、2000年代後半になってからは「たかじんのそこまで言っ...
書評

本は死なない~Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」

私自身、読書をしたり、書評をしたりする仕事なので、ほんとは密接にかかわっているといっても過言ではない。そのため本書のように本の歴史と、電子書籍について、そして出版業界をはじめとした本の「これから」について知りたいと思って、本書を手に取った。...
書評

これからお祈りにいきます

「祈り」は宗教特有の物のように見えるのだが、実際には宗教に関係無く、むしろ地域の慣習でも、人々の日常のなかでも存在する。 本書は奇妙な祭りを慣習にしている町で育った高校生の話なのだが、父が不倫中、母も現実逃避、弟は不登校と、家庭環境はまさに...
国内

“快楽消費”する社会―消費者が求めているものはなにか

日本における消費行動は年々変化している。かつては「生きていくために」消費していったのだが、やがて「モノの豊かさ」を意識しての消費に動き、そして本書にある「快楽」を求めるための消費に走る。その消費行動には一体どのような行動・心理があり、歴史が...
仕事術

組織を変える“常識”―適応モデルで診断する

会社にしても、部署にしても、プロジェクトにしても、「組織」と呼ばれる。組織は日本に限らず、社会において重要な役割を担っているが、組織によっては、良い効果をもたらすこともあれば、悪い効果をもたらすこともある。もっと言えば組織は日々刻々と変化す...
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