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2016年10月

社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方

「第三の働き方」とはいったい何なのかが気になり本書を手に取った。実際に私自身は社畜になっているわけでもなく、むしろフリーかというとそうではない。しかしながら「働き方」とはどのようなものがあるのか悩みだしているのは事実であり、正直言ってどんな働き方があるのか知りたかった。本書は著者が行っている「第三の働き方」を提示している。 第1章「幸福な職業人生をつくりだす「モジュール型ワーキング」」 本書で示し […]

認知症の人とのおつきあい

もしも家族の人が認知症になったとしたら、あなたはどうしたら良いか。それに苦慮をする家族も多いことだろう。自分自身は一人暮らしだが、もし家族ができて、一緒に暮らすようになった時に、そのうちの一人が認知症を患ったことによって接し方を考えていく必要がある。その必要がある接し方をどのようにしていけば良いのか、その方法を取り上げているのが本書である。 第1章「生活をするうえで支障がでたときに」 認知症により […]

戦地で生きる支えとなった115通の恋文

大東亜戦争の時代、その時に故郷と戦地とで通信できる手段として「手紙」があった。その手紙には家族、兄弟、親友、戦友、そして恋人へと宛てた手紙がある。その中でも本書は「恋文」と呼ばれる115通もの恋文を春夏秋冬に分けて紹介している。戦地のこと、家族・恋人の甘く、それでいて残酷で切ない文章が詰まっている。 第一章「冬―忘れられぬ夫様へ ひとりぼっちのしづより」 年末から3月にかけて書かれ、受けた手紙を取 […]

SNS時代の写真ルールとマナー

私自身TwitterやFacebookなどのSNSを使うことがあるのだが、最近はブログの連動以外ほとんど使わない。なぜ使わないのかというと、そもそも投稿する暇が亡くなったといいっても過言ではない。その過言ではないような状況であるがゆえに、写真を撮ったり、投稿したりするようなことは1年に1回あるかないかといったペースである。 私事はさておき、最近では「自撮り棒」も出てくるほど自撮りをする人が多く、人 […]

40歳からの会社に頼らない働き方

「働き盛り」の後期を迎える40歳を過ぎたときに、同じような働き方は考えない方が良い。しかしながらその働き方を変えるためにはどのような考えを持ったらよいのか。その一つとして「会社に頼らない」ことを念頭に置くことが必要になってくる。その働き方とは一体何か本書にて解き明かしている。 第一章「新しい働き方を手に入れる」 新しい働き方を手にいれるきっかけとして「環境」が大きく変わることが挙げられる。その挙げ […]

なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?

「そうじ」というと嫌がる人も少なくない。その一方で「そうじ」を積極的に行おうとする人もいる。私はというと、どちらかといえば後者である。もっとも部活動で毎日のように掃除を課せられていたのだが、「やらされている」という義務感よりも、自分自身から「やらせていただく」というような考えでそうじを行った。 その考え方は社会人になった今でもあり、自宅の掃除はもちろんのこと、仕事がてら掃除を行うこともこまめに行う […]

23区格差

東京の中心部には23区がある。その23区には「格差」が存在するという。その存在する格差にはどのようなものがあるのか、要因と対策とはどのようなものがあるのか、そのことについて取り上げている。 第1章「23区常識「ウソ」」 その23区の中では私たちの中にある様々な「常識」が当てはまらないようなことがあるのだという。その「当てはまらない」とは一体どのようなものか、取り上げてみると「少子化」や「高齢化」「 […]

専業主婦になりたい女たち

以前若者に対するアンケートの記事を読んだことがあるのだが、その中でも将来なりたいものについて最も多かったのが「専業主婦」だった。しかし、実際の専業主婦の姿は思っている以上に過酷で、なおかつ見返りもほとんどない。そのほとんどない中でなぜ女性たちは専業主婦を求めるのか、本書はその全貌を明かしている。 第1章「20代女子の“隠れ専業主婦願望”のワケ」 そもそもなぜ若い女性たちは「専業主婦」を求めたがるの […]

フライトナース

以前「ドクターヘリ」に関する話を読んだことがあるのだが、ナースもヘリコプターで空を飛び、現場に赴き、ケガや病を抱える方々を助ける役割を担っている。その空を飛ぶ女性看護師たちを「フライトナース」と呼ばれている。本書はその方々のことについて本書は取り上げている。 第1章「大丈夫ですからね」 フライトナースたちの日常は慌ただしく、休憩すらほとんどない。どこかに病気や事故の現場があればどこにでもやってきて […]

盤上に散る

将棋、囲碁、チェス、バックギャモン…と「盤」と呼ばれるような所で戦っている人々は数多くいる。その盤上に己の技術・思考・プライドすべてを賭けて戦い、勝つものもいれば、負けるものもいる。その中で負けてしまうと本書の表紙にあるようにうなだれる、中には悔し涙を流すような人もいる。 ちなみにそれは競技における「プロ」やお金をかけない「アマチュア」問わずにある世界であり、もう一つの世界としてかつてあった「賭博 […]