日本人 十一代目團十郎と六代目歌右衛門―悲劇の「神」と孤高の「女帝」 今でこそ市川海老蔵は十一代目が有名であり、なおかつ七月大歌舞伎では、その息子である堀越勸玄が史上最年少宙乗りで話題となった。今となっては現・海老蔵が「海老さま」と呼ばれるようになったのだが、その「海老さま」と呼ばれた源流はその海老蔵の祖父に... 2017.07.31 日本人書評
時代 明治乙女物語 戦後間もない時もあるのだが、それ以前から「女学校」と呼ばれる学校はあった。それが「婦人学校」といったものもあるのだが、女性としての役割などもまた学べる場所としてもあった。 しかし女学校があった時代には「男尊女卑」と呼ばれるものがあった。その... 2017.07.30 時代書評
投資術 外貨で月20万円稼ぎ続けている 私の連勝法 最近ではあまり聞くことはないのだが、投資方法の一つとしてFXがある。正式には「外国為替証拠金取引」と呼ばれているのだが、「Foreign Exchange」の頭文字を取った「FX」との呼ばれ方が一般化している。投資の中でも最もギャンブル的な... 2017.07.29 投資術書評
ミステリー 噓と人形 一言で言えば「変な小説」である。私小説というわけではなく、著者の名前、さらには自信がレギュラーコメンテーターを務めている番組なども紹介し、その傍らで架空のミステリーを展開するというものである。 もちろん著者自身を冒頭からくどいように出てくる... 2017.07.28 ミステリー書評
書評 ボブ・ディラン――ロックの精霊 昨年秋にノーベル賞が発表され、本書で取り上げるボブ・ディランが文学賞を受賞したことで話題となった。その授賞式に出席・欠席でも話題となったのだが、ディランの歌詞がいかに文学的に評価されたのかを表している。しかしながらボブ・ディランはロックの大... 2017.07.27 書評音楽
書評 ただ、ふらふらと―酔いどれドクター最後の日誌 医者にまつわる物語は色々とあるのだが、本書は船上ドクターの一冊である。1年の内半分が船の上にいるだけに「船酔い」もあれば、酒飲みだったこともあり、「酒酔い」と言った2つの「酔いどれ」といった要素がある。 しかし本書はフィクションと言った創作... 2017.07.26 書評青春
書評 親権と子ども 「親権」と言っても今し方であれば関係ないのだが、離婚の時にそういった争いが起こることがある。その争いはエスカレートすると裁判に発展するというようなこともあり、なおかつ法改正も度々あった。その親権争いと子どもの境遇はいったい何か、そのことを取... 2017.07.25 書評法律
ミステリー 深海の寓話 定年になると様々なチャレンジをしたくなる人もいる一方で、リタイアとして余生をただ過ごすだけの人がいる。本書の主人公は元刑事で静かな余生を過ごそうとするのだが、ある事件に巻き込まれ、様々な人物と親交を深めることとなる。 その親交を深めた人々と... 2017.07.24 ミステリー書評
日本人 市川猿之助傾き一代 市川猿之助の名跡はすでに四代目に受け継がれており、本書で紹介される猿之助はその前の代であり、現在は二代目市川猿翁である。現在でこそパーキンソン病を患っており、満足に舞台をこなすことができないのだが、現在は実子である九代目市川中車(香川照之)... 2017.07.23 日本人書評
書評 総選挙ホテル 「総選挙」と言うと、昔からあるのが「衆議院総選挙」、現在となってはAKBをはじめ、様々なサブカルチャーの分野でも総選挙が行われ、話題となることがある。 では本書であるのだが、「ホテル」と「総選挙」との関わりあいは内容に見えるのだが、その従業... 2017.07.22 書評青春