ホッケンハイムが終わって1週間、ハンガリーGPの開催地であるハンガロリンクにやって参りました。
この1週間はホッケンハイムで起った「チームオーダー疑惑」で持ちきりでしたが、それを払拭するには今回マッサは勝つ必要があります。昨年は同じコースで予選、大怪我をしてしまい、昨シーズンはそれ以降1度も出走する機会はありませんでした。今回はそのリベンジという意味合いもあります。
道端ジェシカとの復縁もあったバトンは、4年前、ホンダにいた時代に雨の中14番手から優勝をもぎ取った思い出深いコース、さらにはアロンソは当時の最年少記録で優勝をとったコースとそれぞれのレーサーに思い出が詰まったコースと言えます。
モナコと同じように抜きにくいコースと言われていますが、なぜかポール・トゥ・ウィンを勝ち取ったドライバーは過去5年間では誰もいません。
抜きにくいコースですが、それなりのドラマが詰まっているのがこのハンガリーGPの醍醐味です。さて今回はどのようなドラマを私たちに見せてくれるでしょうか。
さてフリー走行の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
前戦の引導を渡すべくレッドブルのヴェッテルが1・2回目両方でトップタイムをマークしました。低速コースであるだけにレッドブルのスピードでPPを取っておきたいところと言う気概が表れています。
チームメートのウェーバーも1回目3番手、2回目は2番手に付けました。こちらも前戦は蚊帳の外に出されてしまっただけに、トップに立ちたいところ。
フェラーリ復調のためには何としても2連勝を挙げたいアロンソも2回目は3番手につけ上々の滑り出し、マッサも1回目は4番手とこちらも順調と言った所。
可夢偉は1・2回目とも14番手とまずまずと言ったところですが、予選を考えてみるともう少しポジションを上げたい所でもあります。
では、PP予想と行きましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ウェーバー
要注意:アロンソ、クビサ
フリー走行でも出ているとおりレッドブル勢がトップを独占するのではないかと思います。ただ予選・決勝ともに雨の予報もあるので、フリー走行の結果だけでは一概に予想できませんが、雨も確実に速いヴェッテルがPPを取ると思います。
ただ雨脚によってはアロンソやスーティルなどもチャンスがあるかもしれません。
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