外国人 近代発明家列伝――世界をつないだ九つの技術 時代は進化を遂げている。その進化は新たな「発明」をもってなしていき、「発明」が技術や産業の発展を担っていったのは周知の事実である。 その「発明」は偉大なる発明家のトライ&エラーによってなしてきた。本書は技術革新の礎をなしてきた発明家9人を紹... 2013.07.23 外国人書評
日本史 NHK さかのぼり日本史 外交篇 [8]鎌倉 「武家外交」の誕生―なぜ、モンゴル帝国に強硬姿勢を貫いたのか 鎌倉時代の末路の一つとして、中国大陸における元王朝との外交の失敗もその一つである論者も少なくない。元王朝との外交の果ての中には「元寇」と呼ばれるような戦争も起こったのだが、そもそも日本は海外との外交はどうなったのだろうか、本書は鎌倉時代にお... 2013.07.20 日本史書評
日本史 中世日本の内と外 日本における「中世」の時代はおおよそ平安時代末期から安土桃山時代に至るまでの事を表しており、本書もそれに準拠している。いわゆる武家が栄え始めた時であり、武士が政治の実権を握る、もしくは朝廷との対立を行ったり、朝廷を巡った武士や公家の対立が行... 2013.07.07 日本史書評
日本史 兵隊先生~沖縄戦、ある敗残兵の記録 沖縄戦― それは、大東亜戦争において、もっとも悲惨な戦いの一つだった。兵隊や県民など多くの民が戦死し、その数は10万人以上にものぼる。その戦争の中で殺された者、自決した者、それぞれの魂が「ひめゆりの塔」に祀られている。 その過酷で、かつ悲惨... 2013.06.30 日本史書評
世界史 アメリカ黒人の歴史 – 奴隷貿易からオバマ大統領まで アメリカでは白色・黄色・黒色も含め、様々な人物が存在している。その理由は明白でイギリスなど各国からの移民を受け入れているからである。 その中でも黒人にあたる人種は戦後間もないときまで社会の底辺におり、差別され続けてきた。アメリカ黒人はまさに... 2013.06.28 世界史書評
日本人 大川周明―イスラームと天皇のはざまで 東京裁判で唯一民間人として、A級戦犯で起訴された思想家・大川周明は天皇主義から、東京裁判を経て、病床でコーランの邦訳を完成し、退院してから1957年に逝去するまでの間は「瑞穂の国」を掲げ、農業活動にも取り組んだ。 本書は「国家主義者」から「... 2013.06.21 日本人書評
外国人 白楽天――官と隠のはざまで 中国大陸には様々な哲学者や詩人も多数輩出している。哲学者で言うと有名どころでは孔子や孟子がいる。詩人というと杜甫や李白がいる。 しかし詩人の有名どころではもう一人「白楽天」という詩人がいる。中国大陸で「唐」の時代に活躍した詩人、かつ官僚であ... 2013.06.17 外国人書評
日本 千葉の逆襲 私は千葉県には1度しか行ったことがない。しかもその一度は高校の時の成田空港の時だけである。 私事はここまでにしておいて、千葉は首都圏でありながら「郊外」であり、かつ都市や田舎が共存している印象がある。これについては千葉だけではない、埼玉や茨... 2013.06.13 日本書評
日本人 シェフの哲学―食の探求から三つ星レストランの運営まで 「食」の世界は奥が深い。高級食材をふんだんに使った贅沢な料理から、100円にも満たないような料理でも味は千差万別とある。「食」にまつわる「味」の追求は料理人に限らず、様々な人が研究し、公の場で実践し続けている。 その「研究」と「美味」への追... 2013.06.11 日本人書評
日本人 好奇心ガール、いま97歳 「好奇心」は人の精神を若くさせるのを、本書では伝えているのかもしれない。私自身も「好奇心」の塊であり、幼稚園の頃は触れてはいけないものに触れて怒られたり、大人になった今でも、知らないものやことに触れたい衝動に駈られたりすることが度々ある。 ... 2013.06.09 日本人書評