日本史 日本よ、「歴史力」を磨け―「現代史」の呪縛を解く 1945年日本はポツダム宣言を受諾し敗戦した。そのあとGHQによって東京裁判がかけられ、日本国憲法がつくられ歴史は断絶してしまった。それにより自虐史観というものが萌芽してしまい、従軍慰安婦問題、靖国問題に対して政府は弱腰の対応を迫られている... 2008.09.29 日本史書評
世界史 ユダヤ人 最後の楽園 ユダヤ人は「旅の民族」とも言われる。さらにいえば第二次世界大戦中もっとも迫害された民族でもある。なぜヒトラーをはじめナチスドイツはユダヤ人を嫌悪し、迫害したのだろうかという考えになる。 本書の第2章で書かれているがヒトラーはユダヤ人を非難し... 2008.09.18 世界史書評
日本史 東京裁判への道2 下巻に移ると今度は一気に変わり日本の自主裁判、A級戦犯容疑者の釈放と細菌、毒ガス戦での罪状の在り方、そして東京裁判の在り方について書かれている。まずここではA級戦犯の釈放について7人の死刑終了後、起訴されず釈放されたA級戦犯を「A’級」とし... 2008.09.04 日本史書評
日本史 東京裁判への道1 本書は終戦からA級戦犯逮捕、そして東京裁判、そして判決までの過程を調書等をもとにして上・下の2部編成で書かれている。とは言っても東京裁判に関する文献は結構多く今年はそういう文献が出版されている。というのは今年の12月23日にはA級戦犯処刑執... 2008.09.04 日本史書評
日本人 熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条 本書はデザイナーでありプロデューサーでもある山本寛斎氏の半自伝作品である。なぜ「半」がつくのかというと表題を見ればわかるが著者自身の半生をもとに、熱血後10カ条が書かれているからである。 自分が人生において壁にぶつかったとき、立ち止まりそう... 2008.08.30 日本人書評
日本 沖縄イメージを旅する 沖縄は「楽園」であると同時に米軍基地問題での中心地となっている。さらに沖縄戦の大きな傷跡もある。それにもかかわらず悲しさも見せずにおおらかである民族性はどこからきているのか、そしていかにして「楽園」となり得たのかを突き止めたのは本書である。... 2008.08.28 日本書評
日本史 「海洋国家」日本の戦後史 アジア地域のほとんどは大東亜戦争終了までは欧米列強の植民地であった。そのときは白人たちの横暴に苛まれ続けたが、大東亜戦争による日本の活躍により、日本軍に不満を持ちながらもアジア独立への希望が芽生えたことは紛れもない事実である。それによって戦... 2008.08.26 日本史書評
外国人 合衆国再生―大いなる希望を抱いて 今年11月に行われるアメリカ大統領選で初の黒人大統領を狙うバラク・オバマの自伝である。 本書の表題からしてオバマ自身の政策及び思想が盛りだくさんであった。しかしちょっと気にかかるのが本書の総扉を1枚開いた所には祖母と母への愛情が書かれていた... 2008.08.22 外国人書評
日本史 江戸時代の設計者 表題には「設計者」と書かれているので白の設計にかかわった人なのかというイメージが思い浮かぶ。しかしこれも嘘ではなく、藤堂高虎は慶長の役で順天倭城など様々な白の建築にあったとしても有名である。しかし本書では「藩」をつくった男として書かれている... 2008.08.19 日本史書評
日本人 広田弘毅 絞首刑されたA級戦犯7人の中で唯一の文官であった広田弘毅。副題には「「悲劇の宰相」の実像」と書かれているが、広田自身は自らを計らわずに生きてきた。城山三郎氏のベストセラー「落日燃ゆ」でイメージされた人が多いがこれはあくまで司馬史観である。 ... 2008.08.15 日本人書評