日本史 東京裁判 本日は終戦記念日である。なので大東亜戦争および、それに関連することを今ここで見直したい。 パール判事等東京裁判に関する文献を多く読んできた。ちなみにこの「東京裁判」というのは略称で、正式には「極東国際軍事裁判」という。本書はそれの集大成と言... 2008.08.15 日本史書評
日本史 東京裁判の亡霊を撃て 大東亜戦争を侵略戦争であるということを言う人が多い。むしろ学校の教科書でも「あれは侵略戦争だった」というくだりはほぼ常套手段のように思える。 はたしてそうであろうか。大東亜共栄圏にいたフィリピンやインドネシアなどの国々は欧米列強の植民地であ... 2008.08.14 日本史書評
日本史 本と映画と「70年」を語ろう 1970年といえば学生運動や三島由紀夫事件、連合赤軍によるテロ(際立っているのは「あさま山荘事件)など政治的、右翼・左翼という観点からしても激動の時代であった。 その中で本や映画はどの様だったのか、本書では「合わせ鏡」を持つといわれているが... 2008.08.11 日本史書評
日本人 冒険家 75歳エベレスト挑戦記 2008年5月26日午前7時33分(現地時間)、三浦雄一郎が世界で初めて70代で2度目のエベレスト登頂に成功した。本書はその三浦雄一郎の半生と、この2度目のエベレスト登頂の日記などがある。特に日記については三浦氏自身の思いの交錯が如実に描か... 2008.08.08 日本人書評
日本史 「東京裁判」を裁判する パール判事の本を3冊読んだせいか、東京裁判についての本をもっと詳しく読みたくなってきた。本書はこの東京裁判について批判をする1冊である。しかし、ごくごく基本的なことが書かれているので本書は東京裁判についての入門書と東京裁判の批判点の中でも基... 2008.08.06 日本史書評
日本史 パール判決を問い直す まず結論から言うと中島氏は小林よしのり氏と論争を繰り広げたという、ゴー宣のパール真論ではさんざん中島氏や西部氏を批判しながらもパール判決の在り方を語っていたが、本書では小林氏の批判がないといってもいい。まずはここで期待外れ。もう一つは裏の帯... 2008.08.04 日本史書評
日本人 足利義満 消された日本国王 足利義満と言えば室町時代初代将軍足利尊氏と後醍醐天皇によって分断された南北朝の統一や、室町幕府の権力強化、さらには金閣寺建立まで尽力をしたという室町時代の中でもっとも有名な将軍の1人にあげられる。 ちなみに表題の「日本国王」だが、これは明国... 2008.07.31 日本人書評
世界史 教科書に書かれなかった戦争 教科書に書かれなかった戦争の最後を飾るのは、「朝鮮近代史を駆け抜けた女性たち32人」となっている。朝鮮近代史なので日本では戦前にあたり、韓国併合によって日本の植民地になっていた時代の朝鮮にいた32人の女傑たちを紹介している1冊である。 まず... 2008.07.29 世界史書評
日本人 家康と茶屋四郎次郎 江戸幕府初代将軍徳川家康。その家康の武勇伝や幕府に関する内情については多くの文献が残っている。しかし、その家康をはじめ幕府を経済的に支えた人はあまり紹介されなかった。 本書はそれを支えてきた茶屋家をはじめ江戸時代初期の幕府の経済事情、そして... 2008.07.19 日本人書評
世界史 オリエント急行の時代 オリエント急行の歴史は殊のほか長い。1883年にパリ〜イスタンブールで運行されたのが始まりであった。その後世界大戦により途中運行中止があり、戦後再開されたが東西冷戦のあおりから1977年に廃止された、しかしその5年後の1982年にスイスの会... 2008.07.02 世界史書評