国内政治

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真空国会―福田「漂流政権」の深層

それは3年前の9月から始まった。 小泉劇場が終焉を迎えたこの年の秋に安倍晋三が第90代内閣総理大臣となった。小泉の後継者として多大な期待を寄せられての船出であり支持率は8割をゆうに超えた。しかしその歯車は瞬く間に崩れ、最終的には2割にまで落...
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これでいいのか日本 戦後60年の失敗

1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾して玉音放送が流れておおよそ63年と半年が経過した。この間日本政府は数々の政策や外交を行ってきた。しかし今、日本はよくなっているのかと言うと、良くなったところもあるが、悲しきかな悪くなったと言う...
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ネット右翼とサブカル民主主義

私が書評を始めてまだ間もない時は新書が中心であった。そして徐々にネット右翼とかに興味を持ち始めてそういった関係の本や歴史本にシフトしていったことをよく覚えている。今となっては歴史本は変わらないのだがネットとかからビジネス本の書評に変わった。...
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反米主義

来年1月にオバマ大統領が誕生するが、その準備として数々のポストが埋まった。予備選挙の時のラインナップでは「親日派」が多かったのに対し、今ではヒラリーなどの「親中派」が目立つようになった。おそらく日米同盟下で日本の立場はブッシュ政権ではまだし...
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官僚との死闘七〇〇日

本書は小泉政権末期から安倍政権下での財務省の戦いを綴ったルポルタージュである。本書も著者自身は「戦場ルポ」という気持ちで書いた(P.1より)ように活字から財務省の既得権益を守る者たちと、それに対して懸命に闘う者たちの駆け引きが見えてくる。主...
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私が愛した官僚たち

官僚というのは事あるごとに槍玉に挙げられる人たちである。ただやっていることのほとんどは槍玉にあげられても仕方のないことだからしょうがないこともしょうがない。しかし官僚の中には非常に侠気もあり、日本のために身を削りながら働く官僚もいることは確...
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闘え、日本人―外交とは「見えない戦争」である

「戦争の反対」はなにか? まず言えることは「戦争」の反対は「平和」ではない。もしも「戦争」の反対が「平和」であると信じ込んでいたらここで正してほしい。 「戦争」の反対とは一体何か?当然戦争を行わないことである。戦争を行わないということは当然...
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知事まさか今夜もピザですか 東国原宮崎県知事秘書の365日

宮崎県知事の東国原英夫氏(以下、東国原氏)が誕生してからもう少しで2年となる。思えば前宮崎県知事の官製談合疑惑により知事が逮捕されるまでに至った。その後の知事選にて東国原氏は立候補したが、それまでに大学中退や妻との離婚、そして芸能界引退と前...
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どうした、日本―中川昭一と宋文洲の不愉快な対話

何か不思議な表題の1冊である。 本書は現財務大臣である中川昭一氏とソフトブレーン株式会社創業者の宋文洲氏の対談本である。簡単にいえば日本人の政治家と中国人の実業家の対談である。いかにも違和感のあり、表題にも書かれているとおり「不愉快」な会話...
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日本ナショナリズムの解読

最近ネットではナショナリズムのようなことが叫ばれるが、そもそも日本のナショナリズムは一体何なのかというと確かに考えさせられる。もっと言うと「ナショナリズム」とは一体何なのかという問いにも行き着く。簡単にいえばナショナリズムは「民族主義」であ...
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