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国内政治

歴史秘話 外務省研修所 知られざる歩みと実態

「年度」として捉えるのであれば、2022年度も折り返し地点にあたる。特に新人になってくると、新人研修を終えて、先輩とのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の真っ最中であることが多い。そのためか仕事を覚えることが多く、右往左往している人も多いことだろう。 その「研修」自体は企業の専売特許と言うわけでは無く、中央省庁でも、省庁の職員、いわゆる官僚たちもまた研修を行い、仕事をドンドンと覚えていく。そ […]

日本沈没を食い止めろ!~硬直化した政治を変えるための改革

元々「日本沈没」は1973年に小松左京が発表したSF小説であり、幾度も映画化・ドラマ化・アニメ化されるなど、来年50周年迎えるなかで様々なメディアミックスも行われている。もっとも小説自体も上下巻あわせて400万部近くの売上を果たし、日本におけるSF小説が浸透したきっかけであると同時に小松左京の代表的作品にまでなった。 その日本沈没は実際に起こるのかと言うと科学的に検証を行った人もいる。また著者への […]

日本の分断 私たちの民主主義の未来について

もっとも日本に限らず民主主義国家は様々な意見があるなどの「対立軸」は存在する。イギリスの場合は労働党と保守党、アメリカの場合は共和党と民主党といった二大政党制の様相を持っており、日本でも与野党といったところで分断し、対立軸を生み出している。 その分断は果たして良いのだろうか、またその「分断」は日本と諸外国とでどのような違いがあるのか、本書ではそのことについて取り上げている。 第1章「日本人の価値観 […]

平成・令和 学生たちの社会運動 SEALDs、民青、過激派、独自グループ

「学生運動」は過去の産物のように見えるのだが、実は現在も存在しており、有名どころで言えば、特定秘密保護法の2015年の平和安全法制に伴う、2015年安保運動に関して新しく出てきた団体「SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)」が有名である。SEALDs自体、本体は2016年に解散したが、地方の派生団体である「SEALDs RYUKYU」は現在も活動を続けている。 平成、そして令 […]

原発事故 自治体からの証言

今から10年前に起こった東日本大震災、そしてそこで起こった福島第一原子力発電所事故がある。中には「事件」として取り上げられるメディアも少なくない。実際に現在進行形で起こっており、地域によっては「帰宅困難地域」に指定され、帰宅することもままならない状態でいる所もある。 原発事故が起こったこと、そして各自治体がどのような対応を行ったのか、各自治体の職員らの証言をもとに綴られたのが本書である。 第一章「 […]

地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート

「議員」と言ってもひとえに色々とある。よくメディアで目にする人物としては国を支える国会議員がいる。しかしながら国会議員のみならず、都道府県・市町村の議会議員もいる。よくこれらの議員たちは「地方議員」も数多くいる。そもそも地方議員の役割はどのようなものか、そしてその中には今話題となっているスーパークレイジー君もビックリのトンデモ議員もおり、なおかつ議会そのものの現実とは何かについて、3万2千人のアン […]

みんなの「わがまま」入門

「わがまま(我儘・我侭)」とは、 1.自分の思うままにすること。自分の思い通りになること。 2.相手や周囲の事情をかえりみず、自分勝手にすること。きまま。ほしいまま。みがって。 3.思うままにぜいたくを尽くすこと。また、そのありさま。「広辞苑 第七版」より とある。実際に皆がわがままになると、成り立たないというようなイメージを持たれ、なおかつ周囲からもいい気はしない。多くの理由としては「わがまま」 […]

有権者って誰?

2016年の公職選挙法改正が施行されたことに伴い、選挙権の年齢は18歳以上となった。しかしながら投票自体に結びついておらず、10代の投票率は40%台、さらに昨年の参院選ではその40%台を割り込んだ。「私が1票を投じても変わらない」と言うような意識を持つ人が増えている表れなのかもしれない。 そこで本書である。有権者とはいったい何か、そして有権者が投じる1票の重みとは何かを改めて認識する一冊である。 […]

世界に負けない日本 国家と日本人が今なすべきこと

日本は「世界的に見て遅れている」や「グローバル社会では生き残れない」といった事を主張する論者も少なくない。もちろん今のままでは難しい。ではグローバル化の中で世界に通用する人や国家にするためにはどうしたら良いのか、本書では条件などを踏まえて提言している。 第1章「グローバル人材五大必須条件―「微笑(ほほえみ)と言い訳」だけでは世界に屈してしまう」 グローバルであるだけに、言語の壁を超える必要がある。 […]

小泉進次郎と福田達夫

共に小泉純一郎、福田康夫と首相経験者を父に持つ2人の政治家と政治評論家である著者のインタビューである。政治家としては「若手」の分類に入るのだが、小泉進次郎は言うまでもなく現在は環境大臣や特命担当大臣に就任している。2人は政治家としてどのような道を辿り、何を志しているのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「政治家一家に生まれて」 小泉進次郎は首相経験者の父から前を辿っていくと、4代にわ […]