書評

国内

エネルギーを選びなおす

昨今のエネルギー問題において、一番の焦点となっているのが「原発再稼働か否か」「原発を即時廃止するか否か」と否応にも「原発」ばかりが叫ばれているように思えてならない。そのきっかけがちょうど3年前に起こった「東日本大震災」である。この震災では津...
医学

傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学

「傷」とひとえに言っても色々な種類があるのだが、大概は消毒をして、ガーゼを当てて雑菌が入らない様にする、と言った事があたかも「常識」だった。しかし著者は10年ほど前からそのような治療には科学的な根拠がなく、かえって逆効果をもたらすと言われる...
哲学

脱・不機嫌な女―夫・職場・子どもを変えて笑顔になる三七の方法

人間には「快感」「不快感」の感情があり、特に後者を受け続けると「不機嫌」になってしまう。その「不快感」のきっかけは、女性であれば友達の些細な会話もあり、働いている人であれば職場、さらに夫・子持ちの場合は夫や子育てにて不機嫌になることもある。...
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哲学

心は前を向いている

人は誰でも前向きになる力を持っている。とはいえ四六時中前向きになる事はほぼ不可能である。よほどの無鉄砲か、あるいはあっけらかんとした人で無い限り。私も本書のタイトルを見ていて疑いを持った。それは自分自身が後ろ向きになる事は度々あり、現在進行...
日本人

見習いドクター、患者に学ぶ―ロンドン医学校の日々

医療問題は高齢化社会や医療サービスの低下、さらには医師不足といった社会問題にまで発展している。この医療問題は「医療とは何か?」という根本的な問題にまで問われており、対応もそれによって分かれている。 で、本書の話になるが、本書は著者自身がイギ...
宗教

お線香の考現学―暮らしに根付くお線香の香り

今日は3月21日、春分の日である。その時期は「春のお彼岸」と呼ばれ、墓参りに行く方も多いことだろう。その時にお供え物の他にもお線香を用意するご家庭も多い。 さて、墓参りや仏壇に添える「お線香」にはどのような種類があり、どのように作られていく...
哲学

「つい悩んでしまう」がなくなるコツ

自分自身かなり「悩む」ことが多い。特に最近は仕事をしている時も、この書評をしている時も、 「これからどうするのか」 「本当にこのまま進んで良いのだろうか」 「自分の人生は何なのだろうか」 「どうして生きているのか」 というような悩みが頭の中...
書評

美の生理学―人はなぜ美しさを求めるのか

「生理学」と言う学問はあまり聞き慣れない。むしろ本書に出会うまでは一度も聞いたことがなかったと言っても過言ではない。そもそも人間として「生理」というのは必要なものであるが。けっこう女性の意味合いで取られることが多い。本来生理は辞書で引いてみ...
日本

走れ!移動図書館~本でよりそう復興支援

皆様は「移動図書館」の存在をご存じだろうか。移動図書館とは、 「書籍などの資料と職員を載せた自動車や船などを利用して図書館を利用しにくい地域の人のために各地を巡回して図書館のサービスを提供する仕組み」(Wikipediaより) のことを言い...
書評

コーチが教える!「すぐやる」技術

自分自身の行動を起こすためには、考えることと同時に「動く」事が大事である。しかし、あれこれ考えてしまい、結局行動できない人も多いという現実がある。しかし、行動しなければ変わらないし、成長することも、良い人間関係も築くことができない。 本書は...
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