国内 限界集落の真実~過疎の村は消えるか? 先月21日に、山口県周南市金峰(みたけ)という集落で5人が殺害、および民家放火をおこなった事件で同じ集落に住んでいた男が逮捕された、というニュースがあった。警察の調べでは「悪いうわさを流されて頭にきた」と供述しているのだが、本書で言う「限界... 2013.08.13 国内書評
国際 イランとアメリカ~歴史から読む「愛と憎しみ」の構図 イランとアメリカの関係は「核開発」の観点から冷え切っている。それは前のブッシュ政権のころから、もっと言うと、イランの大統領にアフマディネジャドが就任した時からの事である。しかし、その発言以前はイランとアメリカは良好な関係にあり、79年の「イ... 2013.08.12 国際書評
国際政治 海賊党の思想~フリーダウンロードと液体民主主義 「海賊党」と言う言葉はあまり聞いたことがない。むしろ本書に出会って初めて聞いたとも言える。「海賊」だからソマリア沖などで猛威を振るっている者達のことを想像してしまうのだが、そうではない。 しかし本書で言う「海賊」はそうではなく、DVDなどの... 2013.08.11 国際政治書評
国内政治 自立する国家へ! 本書を一目見たとき、我が目を疑った。 方や元・海上幕僚長であり「田母神論文」で更迭され、現在でも講演やテレビに引っ張りだことなとなった方で、憲法改正論者かつ核保有を主張している。 方や元・外務省官僚で、駐レバノン大使など多くの大使を担った方... 2013.08.10 国内政治書評
哲学 たかがピンチじゃないか―人生の達人桐山靖雄に学ぶ、強く生きる知恵 人は誰しもピンチに陥ることは度々ある。自分自身も学生の時に、社会人の時に、そして今この時でもピンチに陥る場合がある。「一難去ってまた一難」という言葉があるように、ピンチの状況から抜け出せても、またピンチの状況に陥ってしまうというようなことの... 2013.08.09 哲学書評
書評 動物たちの反乱 今となっては鳴りを潜めているが、高度経済成長から失われた10年あたりくらいまでは郊外の「再開発事業」により、森や山といった自然が切り崩され、自然破壊・生態構造の崩壊が起こった。特にシカの食害やクマの出没などが地域ニュースなどに取り上げられ話... 2013.08.08 書評生物学
仕事術 プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法 株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 法廷では様々な「心理戦」が繰り広げられているのだという。私も約10年前に1度だけ社会見学で裁判を膨張したことはあるのだが、理詰めで追い詰めているよりもある意味で、心理的に反省を促すシーンを想像してし... 2013.08.07 仕事術書評
日本人 科学者の卵たちに贈る言葉――江上不二夫が伝えたかったこと 現在、日本に海外にと活躍する研究者は少なくない。学問にしても別に科学者に限ったことでは無く、様々な分野で日本人は活躍している。現にノーベル賞を受賞した方々もおり、世界的な競争の中でトライ&エラーを繰り返しながら切磋琢磨を続けている。 著者は... 2013.08.06 日本人書評
書評 科学を語るとはどういうことか —科学者、哲学者にモノ申す 科学はいったい何なのか、哲学とはいったい何なものか、本書は物理学者の須藤靖氏と科学・哲学両方を専攻している「科学哲学者」の伊勢田哲治氏の対談集である。 前書きには伊勢田氏の提唱する「科学哲学」と「物理」そのものは相容れられず、そもそも「科学... 2013.08.05 書評物理・化学
教育 特別支援教育 – 多様なニーズへの挑戦 日本には「小中高大」とよばれるような学府の他にも専門学校や各種大学校など様々な教育機関が存在する。 本書では中でも先天的・後天的関わらず、知的をのぞく様々な障害者のための教育として「特殊支援教育」を紹介している。 「特殊支援教育」を通じて、... 2013.08.04 教育書評