書評一覧

愛する者の死とどう向き合うか―悲嘆の癒し

愛する者の死。それはあなたを育ててくれた親族であったり、あなたの支えになってくれた伴侶・恋人であったり、あなたと共に頑張ってくれた友であったり…。「愛する者」というのは「誰」と一概には語れない。しかし人の「死」というのは必ずやってくる。

国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生

国定忠治といえばもうすでに講談や劇で非常に有名な人物として挙げられるようになったが、実際の国定忠治は博徒(賭博を行うものとされているが、無法者、アウトローを呼ぶ場合にも使われる)であり、対立する博徒を次々と殺害、挙句の果てには関所を破った。そのことを咎められ磔にされ壮絶な最期と遂げたという人物である。

プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

「プロフェッショナル」という言葉は日々進化しているという。著者の田坂広志氏は「個人シンクタンク」の時代が始まるのではないかという見解だ。ではプロフェッショナルはなぜ進化するのか、そもそも「個人シンクタンク」というのは一体何なのかという所を本書をもとにして迫ってみようと思う。

風呂と日本人

おそらく「風呂」という沐浴文化がある国は非常に少なく、日本はその一つにあるが、宗教性よりも、日課・レジャーの要素が多岐にわたる「風呂」文化があるのは日本ぐらいであろう。今となっては観光として温泉を愉しんだり、家庭でも戦闘、もしくは楽しみや癒しのための入浴剤があるほどである。

評伝 川島芳子―男装のエトランゼ

日中戦争時代、この二国間の狭間で生き抜いた二人の女性がいた。一人が山口淑子、「李香蘭」と呼ばれた女性である。もう一人は本書で取り上げる川島芳子(本名:愛新覚羅 顕シ ※シは王ヘンに子)、「男装の麗人」として名をはせた女性である。

源氏物語、〈あこがれ〉の輝き

著者のノーマ・フィールド氏(以下:ノーマ氏)は大学時代にいやというほどその名を聞いた。ちなみに私ので他大学は小樽商科大学で、今はブームは去ったが「蟹工船」で有名な小林多喜二の母校である。ノーマ氏はシカゴ大学教授であり、日本研究者である。

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