書評

日本人

夏がくれば思い出す―評伝 中田喜直

春が過ぎ、もうすぐ梅雨の時期が始まる。その梅雨の時期が過ぎれば厳しい夏である。 夏というと子供たちは少し長い夏休みである。 本書のタイトルに覚えがあるだろうか。誰もが一度は口ずさんだ歌詞。 そう、「夏の思い出」である。 この作曲者はというと...
仕事術

プロフェッショナル原論

「プロフェッショナル」とは一体何なのか。 社会人になった時からずっと職業性からか「プロフェッショナルを目指せ」と言われる。 本書の表紙をめくってみると、 「高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業」 と書か...
教育

ベルマークのひみつ

よくモノを買う時に見られる「ベルマーク」。この「ベルマーク」は一体何のためにあるのかというのは考えたことがあるだろうか。 私はピアノや跳び箱と言ったものと交換できるということは知っていたが、ではどのような方法で集め、どのようにして交換するの...
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哲学

知識だけあるバカになるな!

本書のタイトルを見るなり、自分の胸に突き刺さるものである。 書評をはじめて2年になるのだが知識しか身についていないかというと、そうではないと言いたいのだが、言い切れない部分も少なからずある。 本書はそんな自分を反省し、これからどのようにして...
書評

父の背中―拙者のハンセイ

2009年3月21日に林家いっ平が「二代目林家三平(以下:二代目三平)」を襲名した。本書はそれより少し前に出版された二代目三平自身の自伝であるが、海老名家と言えば先々代の正蔵(七代目林家正蔵)や初代林家三平の功績により裕福な家庭として育った...
書評

「裏声」のエロス

中学・高校と部活動は吹奏楽部だったが、練習の一つとして「ソルフェージュ」というのがある。簡単にいえば表現を磨くために合唱練習を行うというのである。そのことから「裏声」というのに関してはある程度は知っている。 しかし本書のタイトルを見ると意味...
書評

おたくの起源

皆さんは「おたく」ということばをどう受け止めるだろうか。ごく固まってしまったもので言うと「デブでメガネかけていて、それでいて美少女系のアニメや漫画が好き」というイメージであろう。ではこの「おたく」という言葉、イメージはどのようにしてできたの...
国際政治

新しいアナキズムの系譜学

「アナキズム」というのは一体何なのか調べてみると、 「国家を廃絶し、自由な個人から構成される、相互扶助を基調とする小さな地域共同社会または中間的集団の確立を主張する思想」(Wikipediaより抜粋) いわゆる「完全自由主義」や「無政府主義...
仕事術

できる人の口ぐせ

仕事のできる人というのは口癖から違うというのはなかなか信じ難いことであるが、その人の口調や口癖、話し方だけで性格がわかるとするならば口癖もできる様相の一つなのかなと思ってしまう。もっと言うと口癖一つで相手の受け止め方が違うとなるとできる・で...
宗教

日本人の愛した色

色というのは不思議なものである。動物が生活をしていく上で最も扱いやすく、最も喩えられやすい。 本書のタイトルは「日本人の愛した色」であるが、もともと日本の文化は「視覚」によって築かれた文化であるだけに「色」というのは非常に重要なウェイトを占...
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