哲学 ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる 著者は批評家であり、社会的なこと、さらにはサブカルチャーにまつわることについて批評を行う立場であるのだが、本書はそれとは大きく異なり、今から11年前に設立した「株式会社ゲンロン」の設立から現在に至るまでの始まりと苦闘、そして成長を自ら綴った... 2021.06.25 哲学書評
哲学 死ねない時代の哲学 人は遅かれ早かれ「死ぬ」運命にある。その死ぬ運命から逃れることはできないのだが、自ら死を選ぶこと自体がタブー視されている。もっとも自分の人生は自分で決め、なおかつ自身の死も選ぶという人は今昔では考えられている。しかしながら特に自ら死に場所を... 2021.06.15 哲学書評
哲学 自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 哲学というと、自分そのものの「アイデンティティ」とは何かについて問われることが数多くある。そのアイデンティティは時として「ジレンマ」として出てきて、さらなる疑問が生じてしまう。本書はそのジレンマとは何かについて「主体性」「一貫性」「仲間感」... 2021.05.22 哲学書評
哲学 医療倫理超入門 「医療」と「倫理」。この2つは交わらないようでいて、実は交わる部分がある。それは「科学」と「倫理」の2つが交わる理由とほぼ同じようにある。科学は進歩するのだが、その進歩は人間としての倫理を超えてしまい、批判を行うといった論調があると同じよう... 2021.04.26 哲学書評
哲学 尊厳―その歴史と意味 本書のタイトルにある「尊厳」は辞書で調べてみると、 とうとくおごそかで、おかしがたいこと「広辞苑 第七版」より とある。優しく紐解こうと思ったのだが、実を言うと哲学上最も難しい事柄の一つであり、なおかつ人間として生きて行くに当たっての重要な... 2021.04.14 哲学書評
哲学 老いと外出―移動をめぐる心理生態学 人は誰しも老いる。しかしその老い方によって、生き方そのものも変わり、なおかつその変化によって見える世界も変わってくる。本書はその老いと共に外出をはじめ、思考や行動にどのような影響を与えていくか、さらに高齢者の心理と体験はどうなるのか、著者自... 2021.03.21 哲学書評
哲学 子どもが幸せになることば 私は子育てどころか結婚もしたことがないため分からないのだが、子育てが難しいと行ったことを耳にすることがある。もっとも子育て自体は、全て思い通りにうまく行くわけでは無い。もっともうまく行くことをやってもうまく行かず、ふとしたことをやってみると... 2021.02.11 哲学書評
哲学 健康長寿は靴で決まる 私たちが普段身につけるものとして衣服はあるのだが、その中でも「靴」は特に外に出歩く際には必要になってくる。しかしその靴についてもオシャレで履くと言う人もいれば、ランニングなどの運動を行う際に履くような人もおり、TPOによって大きく分かれてく... 2021.02.05 哲学書評
哲学 痛い靴がラクに歩ける靴になる 皆さんは新しい靴を履くと、「痛い」と言った感覚を覚えることはあるか。履き始めていきなり「痛い」と思うこともあれば、はき続けていくうちに「痛い」と覚える方もいるかもしれない。その「痛い」と言う感覚は我慢をするのか、しないのかで変わってきて、特... 2021.02.01 哲学書評
哲学 老後と介護を劇的に変える食事術―食べてしゃべって、肺炎、虚弱、認知症を防ぐ 老後にしても、介護を受ける・受けない、あるいは認知症をはじめとした症状は生活習慣から来るのだが、その生活習慣の中には「食事」もあり、摂り方によっては健康に過ごせることもあれば、逆に病気や介護を受けるリスクにもなる。またその受けるリスクによっ... 2021.01.09 哲学書評