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国内経済

サクッとわかるビジネス教養 野球の経済学

先日侍JAPANがWBCを優勝したことで話題となりました。WBCの熱も冷めやらぬ間に、プロ野球も開幕します。オリックスの日本一に輝いた昨シーズンからシーズンオフ、さらにキャンプ、オープン戦を経て、どのような試合を見せてくれるのか、楽しみです(特に日本ハムはどうなのかも含めて…)。 所変わって近頃は物価高など経済の影響もあります。野球と経済といきなり話してどうしたのかと思いがちになりますが、そこから […]

小飼弾の超訳「お金」理論

ふと「お金」とは何かと考える事がある。もちろんお金がなければ生活ができず、なおかつ夢や目標を達成するなどを行う際に使う「ツール」の一つとも言える。しかしお金にまつわる諺などもあり、「金は天下の回りもの」といった有名なものもある。 お金はツールであれば割り切れるのだが、中にはお金に関してトラブルを抱えてしまい、事件を起こしてしまう事例も少なくない。そもそもなぜ「お金」は存在するのか、またお金を基軸に […]

日本企業の復活力 コロナショックを超えて

コロナ第6波が猛威を振るっている。現在ではまん延防止等重点措置を行っており、いつ再び緊急事態宣言が出るのかということ、さらにはワクチンや飲み薬がどうなっていくかと言う動きもあるのだが、今日でも満員電車に揺られながら通勤・通学するサラリーマンや学生もいる。 日本はテレワークやデジタル化といった動きは見せていたものの、コロナ以前の動きはかなり鈍かった。それがコロナの影響かどうかは不明だが、日本はデジタ […]

クラウドファンディングで社会をつくる―人はなぜ寄付するのか?

「クラウドファンディング」はもはや色々な所で使われている。概念自体は2000年代に生まれてきたのだが、2010年代になってから拡大し、もはや当たり前の存在にまでなっている。なぜクラウドファンディングが盛り上がっているのか、またそこから創られる社会とは何かについて取り上げているのが本書である。 第1章「1億円達成!――タッグを組んだ「抱樸」と「READYFOR」」 本章では「認定NPO法人抱樸-ほう […]

コロナ後を生きる逆転戦略 縮小ニッポンで勝つための30カ条

新型コロナウイルスの収束が見え始めたかと思った矢先の第6波である。しかも先の状況とは異なり、急速に感染を広げている。オミクロン株の感染力が強い影響と見られており、日本に限らず、世界的に急速的なペースで感染を広げている。国によってはピークアウトとなり、減少傾向にあるのだが、まだまだ油断できない現状にある。 このコロナの影響により、旧来の生活様式、さらには仕事のあり方を続けることが難しく、在宅を含めた […]

甦えれ 資本経済の力

資本主義経済は死んでいるかというと、実際にはどうなのかはわからない。ただ、少なくとも、新型コロナウイルスの感染拡大をはじめとした経済環境の変化が多く起こっていることは間違いない。そのような環境の中で、資本経済の復活の道はあるのか、そしてそのためにはどうしたら良いか、そのことを提言しているのが本書である。 1.「<資本>とは何か」 そもそも「資本主義」の「資本」は何かというと、 ① 事業のもとでとな […]

リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来

経済にしても、産業にしても、技術にしても、様々な面で「シフト」している。特にここ最近では新型コロナウイルスの感染拡大により、否が応でも働き方の「シフト」をせざるを得ない所も出てきた。 では「生活」はというと、先述の感染拡大により「新しい生活様式」なるものが生まれ、ある意味「リビング・シフト」になっているのかもしれない。しかし実際は単純に「STAY HOME」と称し、家の中で働くまで完結するというよ […]

競争か連帯か――協同組合と労働組合の歴史と可能性

労働を始め、経済活動を行っていく上で、どのように活動を行っていくかの対立は今も昔も存在する。もっとも競争をして経済成長をすべきか、逆に連帯を行って成長すべきか、といったものがある。 その経済成長のなかで出てくるなかでの不平等、それを正すために労働組合や協同組合といったものが存在する。その組合の歴史はどのような歴史を辿り、なおかつこれからどうなっていくのか、そのことについて取り上げている。 第Ⅰ部「 […]

平成金融史-バブル崩壊からアベノミクスまで

平成の時代は金融関係に大きな変化をもたらしたとされている。しかしその「変化」は経済そのものの変化に直結しているところがあり、その直結が「破綻」といった言葉が出てきた時期もあった。 その約30年にも及ぶ平成における金融の歴史について、出来事とともに取り上げている野が本書である。 第1章「危機のとばくち―バブル崩壊と大いなる先送り」 昭和末期に入ってから「バブル経済」と呼ばれるほど、危機は上向いていた […]

家計簿と統計―数字から見える日本の消費生活

日本における実体経済を測定するものはいくつかあり、特にメディアとしてよく見られるのが「消費者物価指数(CPI)」である。これは、 消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。 すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもの「総務省統計局」のHPより抜粋 […]