書評 住む人が幸せになる家のつくり方 人間が生活できる重要な要素として「衣食住」がある。その中でも「食」と「衣」は重要性とその方法について様々な本がある。「住」は、その重要性を説いた本はあまり見かけない。勤務地の関係から、もしくは家族の関係から住まいを選ぶ、もしくは家賃から選ぶ... 2013.01.06 書評民俗・風評
国際 市民がつくった電力会社~ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命 2011年3月11日の東日本大震災、そこから発生した「福島第一原発事故」を機に発電エネルギーとして自然エネルギーにシフトしていった。とりわけ「太陽光発電」の需要は急速に伸び、民家やオフィスにソーラーパネルを取り付けるところも増えていった。 ... 2013.01.04 国際書評
書評 栃と餅~食の民俗構造を探る あけましておめでとうございます。 今年も「蔵前トラックⅡ」をよろしくお願いいたします。 新年一発目の書評はお正月にまつわる「お餅」についてです。 新年で最初に食べるもの、それはおせちと並んで「雑煮」である。雑煮の作られ方・食べ方は地方によっ... 2013.01.01 書評民俗・風評
書評 風流 江戸の蕎麦―食う、描く、詠む 本日はクリスマスイブでだが、それを過ぎるとすぐに「年越し」が始まる。その「年越し」になると「おせち」とともにいわれるのが「年越しそば」である。「年越しそば」とはいったいどこからきたのかというと、諸説はあるもの少なくとも1814年頃に刊行され... 2012.12.24 書評民俗・風評
国際経済 ユーロの正体~通貨がわかれば、世界が読める 幻冬舎 様より献本御礼。 昨今までEU諸国では「金融危機」が叫ばれていた。俗に言う「ソブリンリスク」と呼ばれるもので、世界中で国家破綻するのではないかと戦々恐々した。日本でも「日本がギリシャ化する」というような報道が目立ち、政治主張の一つに... 2012.12.19 国際経済書評
国内 僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか~絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想 昨日衆院選が行われ、自民党が2009年以来3年ぶりに政権を奪回する結果となった。安倍政権の復帰もあり、来年もまた嵐の呼ぶ国会が開催されるのだろう。 国会に限らず、新聞や雑誌などのメディアでは「~叩き」が横行している。「~叩き」は今も昔も行わ... 2012.12.17 国内書評
書評 もんじゃの社会史―東京・月島の近・現代の変容 「もんじゃ焼き」と言えば、「月島もんじゃ」というほど月島のもんじゃ焼きはあまりにも有名である。個人的にも「もんじゃ焼き」といえば東京名物という固定観念を持ってしまう。 その「もんじゃ=月島」という構図がいかにしてできあがったのか、そして「月... 2012.12.15 書評民俗・風評
国内 真っ当な野菜、危ない野菜 ~「安全・安心・おいしい」を手に入れる賢い知恵~ 八百屋やスーパーなどで売られている野菜、その野菜の中には「真っ当」なものから「危ない」ものまで溢れているのだという。 ではこの「真っ当」と「危ない」の基準はどこにあるのだろうか。そして「真っ当」な野菜が少なくなった理由とはいったいどこにある... 2012.12.14 国内書評
書評 同期生~「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 仕事の世界にしても、本書にある漫画の世界にしても、あるいはそれ以外の世界にしても「同期」はある。しかもその「同期」は親友にも戦友にもなりやすくある。 本書は毎年行われている「りぼん新人漫画賞(以下:新人漫画賞)」の第一回入賞者の3人が、それ... 2012.12.11 書評民俗・風評
国内 今、原子力研究者・技術者ができること 2011年3月11日に起こった東日本大震災を引き金とした「福島第一原発事故」により、日本、ひいては世界中で「脱原発」の気運が高まった。12月に行われる衆院選でも各政党のマニフェストは異口同音ながらも「脱原発」を掲げている。 わたしもゆくゆく... 2012.12.10 国内書評