書評 金持ちの床屋さん もし「人は誰でも「お金持ち」になれる」という言葉を聞いたらあなたは信じることができるだろうか。 多くの人は「信じない」と答えるだろう。 しかし、それは「お金儲けの方法」としてとらえているからであり、別の方法で「お金持ち」になることができる。... 2013.10.22 書評自己啓発
書評 「ネットの自由」vs.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか ネットが隆盛し、YouTubeなどの動画共有サイト、さらにはブログやSNSなど個人で発信できるサイトが色々と出てきている。色々投稿できる、表現できるのだが、そこには必ずといってもいいほど「著作権」が議論の的になる。 この「著作権」について、... 2013.10.21 書評法律
コミュニケーション 日本語の歴史~青信号はなぜアオなのか 日本語はおかしいようでおもしろい。 本書のタイトルにある「青信号」という名前だが、実際は緑色の様な色をしている。それでいながら「アオ」なのはなぜなのか。 「アオ」というと、他にも「青ざめる」や「真っ青」などが挙げられるのだが、いずれも「アオ... 2013.10.20 コミュニケーション書評
医学 不可能を可能にする視力再生の科学 私自身、今はそれほど近視など、視力に対して難はないのだが、高校の時に「仮性近視」と呼ばれる症状にかかり、左目が低下してしまった。これについては何とか直り、今となっては正常である。 その一方で私の周囲には、近視に悩み、眼鏡を余儀なくされるひと... 2013.10.19 医学書評
書評 おはなしして子ちゃん 本書は2012年に文芸雑誌「群像」の7月号に収録されたものと単行本化された一冊である。本書が上梓される前の作品「爪と目」では第140回芥川賞を受賞した。本書は受賞後の1作目として世に織り出された一冊である。 ホップな作品からダークな作品に至... 2013.10.18 書評青春
国内 毒男の婚活 7月~9月に放送された「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」という番組で「喪女」について描かれたのだが、それの男性版といえるのが「毒男」なのかもしれない。これは自分自身の推測であるが、本当はいったいどのような定義なのか、そして毒男た... 2013.10.17 国内書評
外国人 梅蘭芳―世界を虜にした男― 舞台芸のなかで「女性」を演じる男性を「女形(「おんながた」、もしくは「おやま」)」と呼ばれている。歌舞伎ではよく女形を演じる俳優もいるのだが、名手として、かつては六代目中村歌右衛門が挙げられ、現在は五代目坂東玉三郎が挙げられる。 本書は中国... 2013.10.16 外国人書評
SF ドール~ルクシオン年代記 今までいくつかSF作品を呼んだ事のある私だが、「ドール」と「レディ」の2編だけでこれほど分厚い物を読んだにもかかわらず、スリリング、かつ爽快さを覚えた小説は存在しない。むしろ分厚さも苦にならないほど、スイスイと読むことができる。 最初に「ド... 2013.10.15 SF書評
コミュニケーション 言語の社会心理学 – 伝えたいことは伝わるのか 「言葉」というのは実に不思議なものである。その理由として挙げられるのは、言葉は文字通り伝えられるものもあれば、人によっては曲解して伝わるものもあれば、全く伝わらないものもある。 そう考えると、言葉は本当に「伝わるもの」なのかわからなくなって... 2013.10.14 コミュニケーション書評
日本人 妖怪学の祖 井上圓了 「妖怪」の話は日本でも大昔から言い伝えられている、古くは「祟り」として人に疫病をもたらすと言われていた。江戸時代にはいると、「瓦版」と呼ばれる現在のニュースが妖怪にまつわる話を載せるようになったのだが、大概は迷信やデマだったという。 その妖... 2013.10.13 日本人書評