哲学 「非モテ」からはじめる男性学 今となっては「非モテ」はネットを始め、様々な場でも出てきており、よく言われるようにまでなった。ここ最近ではコロナ禍により、実際に出会う機会も少なくなり、男女問わず「非モテ」は増えていく一方と言える。 そこで本書である。本書は「非モテ」を男性... 2022.04.29 哲学書評
書評 肉体のジェンダーを笑うな おそらく本書は史上初めてとなる「パラレルジェンダー」と呼べる一冊と言える。というのは男性の胸から母乳が、いわゆる「父乳」が出るといったことから、ロボット技術で女性が怪力になると言ったものまで出てくる。 いわゆる性的な特徴といったものを「決め... 2021.09.05 書評青春
哲学 LGBTを読みとく―クィア・スタディーズ入門 ここ最近メディアにて「LGBT」といった言葉をよく聞く。「LGBT」とは 「1.レズビアン・ゲイ・バイセクシャルおよびトランスジェンダーを指す語。GLBT 2.広く、性的指向が異性愛でない人々や、性自認が誕生時に付与された性別と異なる人々... 2020.02.16 哲学書評
スポーツ 性と柔~女子柔道史から問う 柔道は日本の国技であるが、女子の柔道も同様であるのだが、実は男女格差があるのだと著者は指摘している。というのは柔道で段位になると「黒帯」をつけるのだが、男子は真っ黒な黒帯に対し、女子は表紙の写真にあるように、帯に白い線が入っている。これは柔... 2014.01.23 スポーツ書評
スポーツ 女子プロレスラーの身体とジェンダー -規範的「女らしさ」を超えて- プロレスの歴史は、紀元前からある「レスリング」とは異なって浅く、19世紀の初め頃からイギリスのランカシャー地方で始められたと言われている。その1世紀後にアメリカで女性プロレスラーが誕生した。日本に渡ったのは戦後間もない時にアメリカ進駐軍相手... 2013.06.24 スポーツ書評
哲学 母性のゆくえ―「よき母」はどう語られるか 「母性」は不思議なものである。「母性」というのはどこからきているのだろうか、「母性」の歴史は何なのか、これまでそれを考察した本を私は見たことがない。 「母性」「母親」「女性」これはどこからきて、そしてどこへ向かうのか、本書はフェミニズム、ジ... 2011.06.24 哲学書評
国内 満足できない女たち アラフォーは何を求めているのか 1985年に男女雇用機会均等法が作られ女性の社会進出が始まってもう26年の歳月が流れようとしている。ヨーロッパに後れを取られているとはいえ、女性の社会進出は著しくあり、女性の上司や女社長といったことも珍しくなくなってきた。「バリキャリ」とい... 2011.03.04 国内書評