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ダイバーシティ

人種主義の歴史

昨今では「ダイバーシティ」といった、人種や境遇などの「多様性」が受け入れられている時代であるが、中にはまだ人種主義の考えを持つ人・団体も残っている。人種主義の団体としてはアメリカの「クー・クラックス・クラン」、オーストラリアの政党である「ワン・ネイション」などが挙げられる。 人種差別の温床としてある「人種主義」は国家、人などが作られたときから存在しているのだが、実際にどのような人種主義があり、歴史 […]

あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?

今となってはLGBT問題解決に向けて遅いながらも進んでおり、なおかつ多様性を受け入れる「ダイバーシティ」も官民問わずに浸透し始めている。しかし中にはそれに抗する人もおり、なおかつLGBTについて暴露をするいわゆる「アウティング」と呼ばれることも度々起こっている。 その中でも大きな転機となったのが本書で取り上げる「一橋大学アウティング事件」である。なぜ事件が起こったのか、そしてそれがきっかけとなり、 […]

オッサンの壁

1972年に「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(通称:男女雇用機会均等法)」が制定された。今年でちょうど50年の節目を迎える。その50年間、女性の社会進出もだんだんと行われていった。その一方で、先日のとある牛丼店における元常務の舌禍もあれば、さらにダイバーシティに反する動きを見せるなど、根底の部分ではまだ平等に反している動き・発言が未だに残っている。 男女平等というと […]

大丈夫、働けます。

「ダイバーシティ」と言う言葉をよく聞く。立場や状況においても尊重し、採用し、育てるといった企業の姿勢を表している。ここ最近では、身体的・精神的事情によらずに採用を行っている企業も見かけるようになったのだが、まだまだ課題が残っていると言う状況にある。 本書は障害や難病を抱えた方々だけでなく、事情により引きこもりになってしまったなど、あらゆる状況から再出発する、あるいはその手助けを行う方々の姿から、こ […]

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。

ここ最近起業にて「ダイバーシティ」と言う言葉を使う所が多くなってきた。ようは身体・精神などありとあらゆる場面で多様な人を雇い、育てるという概念が広がりを見せているというものである。もちろん障がい者も例外ではないのだが、障がいの度合いによっては難しい部分も否めない。また障がい者雇用というのも存在するのだが、稼ぎが無いと行ったイメージがもたれやすい。しかし本書は障がい者で働きながらも稼いでいる方々を取 […]

障害者とともに働く

よく「ダイバーシティ」と言う言葉を耳にしたり、目にしたりする。何かというと、 1.多様性。 2.多様な人材を活用すること。「大辞林 第四版」より とある。本書は特に2.を意味しており、多様な境遇があっても人を採用し、「ともに働く」事を見出すための動きを見せている。もっとも「働く」こと自体は、多様性な世の中であっても共通しており、なおかつ希望を持たせる事もまた必要である。本書は特に障害者とともに働く […]

わたしが障害者じゃなくなる日 ~難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた

「障害者」と言っても「身体」「知的」「精神」などの種類があり、その中でもどの部分に障害があるのか、そしてその度合いといったものもある。五体満足に動かすことができないこともあるなど、何かしらかのハンディがある、そのことを「障害者」と言える。 本書の著者は「脊髄性筋肉萎縮症(SMA)」を煩い、人工呼吸器と車椅子での生活を余儀なくされている「重度障害者」である一方で、障害者の自立支援を行っている。 1章 […]

差別禁止法の新展開―ダイヴァーシティの実現を目指して

日本には「男女雇用機会均等法」をはじめ、差別を禁止するという法律が多々存在する。さらに差別の撤廃を訴える学会や運動団体というのも世界中に山ほどある。 ではなぜ差別というのが起こるのだろうか、本書の表題のように差別禁止法を展開できれば差別のない社会ができるのか。差別のない社会は果たして「幸せ」なのだろうか。本書を読んでいると中に去来した考えである。 第1部は序論であるが、ここでは今日起こっている様々 […]