国内 なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか 当ブログ、及び前身の「蔵前トラック」では何度も取り上げた「光市母子殺害事件」。昨年の4月22日に差し戻し審にて被告の元少年に死刑判決が下った。さらに懲戒請求煽動訴訟は和解はされながらも付帯控訴をしており、現在も係争中であるが一応ほとぼりが冷... 2009.05.01 国内書評
日本史 天誅と新選組―幕末バトル・ロワイヤル 幕末は激動の時代だったと言われている。かたや倒幕のために動き出す志士達、かたや天皇を担ぎ出そうとする人達、かたや幕府、もとい保身のために志士達を根絶やしにする者もいた。その時代は本書のタイトルとなっている「バトル・ロワイヤル」に相応しいと言... 2009.04.15 日本史書評
国内 現代若者犯罪史―バブル期後重要事件の歴史的解読 TVニュースや新聞では枚挙にいとまがないほど取り上げられている若者犯罪。実際に若者の犯罪数は「少年をいかに罰するか」という本では増えていないという。しかしなぜこれほどまでピックアップされるのかというと生活の多様化や家族間の距離が離れていった... 2009.04.11 国内書評
書評 オタクはすでに死んでいる 皆さんは「オタク」と聞くとどう想像するだろうか。 おそらく美少女アニメ好きでよく秋葉原(アキバ)に通い詰めるということを想像するだろう。しかし岡田氏に言わせれば本当の「オタク」はアキバには通わないという。 第1章「「オタク」がわからなくなっ... 2008.12.17 書評民俗・風評
国内 アキハバラ発〈00年代〉への問い 2008年6月8日、秋葉原が悲劇の舞台となった。その名も「秋葉原無差別殺傷事件」。 犯人は25歳の青年で、派遣での生活に苦しみ破れかぶれとなり、秋葉原でトラックを暴走し、さらにトラックから降りた後に包丁で数人を切りつけたという事件である。犯... 2008.12.09 国内書評
書評 検証・長崎市長射殺事件―断て!暴力 昨年の話になるが、2007年4月27日に長崎市長選に立候補していた伊藤一長市長(当時)が暴力団幹部に銃で撃たれ殺される事件があった。ちなみに長崎市長が狙撃された事件は過去にもあり1990年1月には本島等市長(当時)が右翼団体幹部に狙撃され、... 2008.11.07 書評社会
インターネット ブログ論壇の誕生 ここ最近はそれほど多くは話題となっていないもののブログを通じて時事的なことについて活発な主張や議論が多い。また私みたいなブログを通じて書評を行っているところもある。本書はそういった「ブログ論壇」についてどのような影響を及ぼしているのかという... 2008.09.22 インターネット書評
日本史 本と映画と「70年」を語ろう 1970年といえば学生運動や三島由紀夫事件、連合赤軍によるテロ(際立っているのは「あさま山荘事件)など政治的、右翼・左翼という観点からしても激動の時代であった。 その中で本や映画はどの様だったのか、本書では「合わせ鏡」を持つといわれているが... 2008.08.11 日本史書評
国内 ドキュメント 精神鑑定 「精神鑑定の何であるかを、私たちにはまだ何も知らない!」 本書の表紙を一つめくった時に出た最初の文である。この時点で衝撃的な本であるなと感じた。精神鑑定とは一体何なのかと言うのはまだまだ私たちにもわからないところがある。本書はケースも交えな... 2008.07.30 国内書評
国内 少年犯罪被害者遺族 少年犯罪。昨今では様々な事件がピックアップされている。しかしそれによる報道被害が叫ばれている半面、報道が行われたことにより被害者遺族の願いが報われたりすることもあるという。 本書は大きく分けて4つの場で著者と被害者遺族との対談形式で現在の少... 2008.05.14 国内書評