書評 その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方 泥棒しろ、ただし、俺の家は駄目だぞWikipediaより抜粋 これは著者の大師匠である七代目立川談志が弟子に対して言った言葉である。もっとも噺家はまっとうな仕事・発言などを行ってはならず、なおかつまともな生き方をするなということを意図して発... 2021.11.09 書評芸能
世界史 恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで 現在の日本で恋愛制度といった法律は存在せず、あったとしても「結婚」に関して民法に定められた制度がある。そう考えると「制度」というのは存在しないのだが、宗教的な概念、あるいは文化的な概念から、暗に「制度」と言うような形にしているとも考えられる... 2021.09.26 世界史書評
国際経済 お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? もしも本書のタイトルのお題を私が問われたとしたのであれば、私は変わらず「働く」と答える。もっとも私自身はお金のために働く側面もあるのだが、それ以上に「愉しみ」で働くと言った側面もあり、お金が十分に得られたとしても、「愉しみ」が残っているため... 2021.08.30 国際経済書評
国内政治 平成・令和 学生たちの社会運動 SEALDs、民青、過激派、独自グループ 「学生運動」は過去の産物のように見えるのだが、実は現在も存在しており、有名どころで言えば、特定秘密保護法の2015年の平和安全法制に伴う、2015年安保運動に関して新しく出てきた団体「SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行... 2021.08.01 国内政治書評
書評 AV女優の家族 「AVに関わっている」と言うだけで偏見を持たれることが多くある。メディアでも取り上げられるのだが、その頻度はわずかなものである。その一方で、ここ最近ではアイドル視されているような感があるという。そのAV女優たちの現実と信念、そして家族たちは... 2021.03.30 書評芸能
国内 フェイクニュース時代を生き抜く データ・リテラシー ここ最近のメディアでは誰でもが発信し、誰でもがコメントできる、ある意味メディアの双方向化が行われていると言っても過言ではない。そのような風潮の中で、いわゆる「フェイクニュース」と呼ばれるものがよく叫ばれている。とはいえあくまで本や既存メディ... 2021.01.21 国内書評
地学・天文学 図解 宇宙のかたち 「大規模構造」を読む 宇宙には無数の銀河が存在しており、研究の中でまだ解明されていない者も多数存在する。それだけ宇宙は「無限」に限りなく近い場所とも言える。その宇宙のかたちは現在知られている中でどのような存在なのだろうか、本書は「図解」として取り上げている。 第... 2020.12.02 地学・天文学書評
書評 なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか? ここ最近メルカリなどのフリマサイトについては悪い意味で目立っている。それはせっかくの限定品、話題となった品だったにもかかわらず、フリマサイトで転売して荒稼ぎしようとしている人がおり、そのことによって悪い意味で取り上げられる。また少し前にはマ... 2020.11.05 書評経営・マーケティング
書評 空気の検閲 大日本帝国の表現規制 「検閲」と言うと、表現の自由を規制する中でもっともネガティブな存在である。というのは元々日本国憲法にある「表現の自由」に違反していることにある。とはいえ本書はあくまで戦前、日本国憲法が生まれる以前の「大日本帝国憲法」が定められていた時代に遡... 2020.10.11 書評法律
書評 文学こそ最高の教養である よく「教養」と言う言葉を目にする。「教養」とは辞書で見てみると、 「1.おしえそだてること。 2.社会人として必要な広い文化的な知識。また,それによって養われた品位。 3.単なる知識ではなく,人間がその素質を精神的・全人的に開化・発展さ... 2020.08.13 書評評論