国内 戦争体験は無力なのか ある政治記者の遺言 今年で終戦70年という節目を迎える。節目というわけではないのだが、その長い年月の中で語り継がれているのが「戦争体験」である。私の祖母も大東亜戦争により疎開を経験したことから小さい時に戦争のことについて語っていたことを今でもはっきりと覚えてい... 2015.05.05 国内書評
国内政治 民主党政権 失敗の検証 – 日本政治は何を活かすか 2009年8月の政権交代により、民主党政権になり、奪回をすることになった2012年の12月まで約3年4ヶ月の間、民主党が政権を持った。しかしその政権は外交を始め様々な政策をこじらせ、民主党不信はおろか、政治不信を増幅させた。また、国益として... 2015.04.20 国内政治書評
国内 政府はこうして国民を騙す 本書は民主党政権が終焉し、自民党が政権復帰して間もないときに出版されたため、民主党政権の総括とも言えるような一冊である。 民主党政権では衆議院総選挙において、マニフェストと称して様々な公約を掲げたが、ことごとく破り、好き勝手な政治を行ったこ... 2015.03.08 国内書評
日本人 愛妻・納税・墓参り~家族から見た三宅久之回想録 政治評論家の三宅久之先生(以下:三宅先生)が亡くなって2年経った。私が三宅先生についてテレビにて拝見したのが1990年代のころである。その頃は「TVタックル」などの番組で見ていたのだが、2000年代後半になってからは「たかじんのそこまで言っ... 2015.02.23 日本人書評
国内 復興<災害>――阪神・淡路大震災と東日本大震災 今年で阪神・淡路大震災から20年の月日を迎える。のべ6千4百人もの命を失われ、今もなお震災の傷跡は癒えていない。さらに4年前には三陸地方を中心とした「東日本大震災」が起こり、こちらは現在も復興を進めているという様相である。この2つの震災には... 2015.01.14 国内書評
国内 テレビは総理を殺したか テレビをはじめとしたメディアは「権力を監視する」という名分のもと首相などの権力者を批判することが多い。新聞記事にしても社説にしても方向は違えど、いつも批判ばかりで、テレビにしても記者やコメンテーターが好き勝手に報じている印象がある。中には「... 2015.01.07 国内書評
国内政治 日本の統治システムと選挙制度の改革 昨年の12月14日に衆議院総選挙が行われ、与党勢力が3分の2の勢力を維持し、安倍政権の勢いがますますつくようになった。アベノミクスもさることながら、会見に向けての意気込みもあるという。 政局についてはここまでにしておいて、本書は衆議院総選挙... 2015.01.04 国内政治書評
2014年 年末恒例ランキング2014 vol.2 「社会科学」本ランキング 年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は68冊取り上げました。もともと時事的なこと、社会的なことについて関心を持っていたせいか取り上げる量は相変わらずの多さだったと思います。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 ... 2014.12.28 2014年年末恒例ランキング
国内経済 アベノミクス大論争 「アベノミクス」と言う言葉は2012年末から使われ始めたのだが、ちょっと調べて見ると今から8年前に発足した第一次安倍内閣の時にも使われた。事実「アベノミクス」は、今から30年ほど前の大統領だったロナルド・レーガンの経済政策「レーガノミクス」... 2014.08.11 国内経済書評
国際政治 ブラジル 跳躍の軌跡 ブラジルというと中国やインド以上にホットな所として知られている。というのは、今年はすでに終わっているがサッカーワールドカップが行われた。その2年後には夏のオリンピックがリオデジャネイロで開催される。実際にホットと言われるところでも同じ年にソ... 2014.07.29 国際政治書評