文庫

哲学

生きてるだけでなぜ悪い? 哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋

本書のタイトルを見るとキリスト教の根本にある「原罪」を連想してしまう。原罪とは、 「罪が全人類に染み渡っていて罪を不可避的にする状態の中に、全人類が誕生して来る状態」(wikipediaより一部改変) のことを指す。 ちなみに本書はそのよう...
書評

ワークソング

「労働者のための歌」なのか、それとも「労働のことを歌う歌」なのか。辞書によってはまばらであるが、多くは「作業歌」や「労働歌」という意味である。酒造りや工場、あるいは「蒲田行進曲」のように映画撮影所(松竹蒲田撮影所のこと)のことを歌う、いわゆ...
哲学

笑い ─ その意味と仕組み

人は誰しも「笑う」ということを行ったことはあるだろう。「笑い」と言うのにもいろいろな種類があり、口を開けて大きな声で笑うものや、唇の口角を上げるだけの「笑い」もある。どのような形でさえ「笑い」は「笑い」である。 人はどのような時に「笑う」と...
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コミュニケーション

人は語感で「いい・悪い」を決める

手塚悠基 様より献本御礼。 「語感」というのはいったい何なのだろうか。調べてみると、 「1.言葉のもつ微妙な感じ。言葉から受ける主観的な印象。 2.言葉に対する感覚。」(「コトバンク」より) とある。その語感一つ一つが感情的に「良い」「悪い...
エッセイ

エレガントな象―続々葭の髄から

「昔の「古き良き日本語」を見ている様な気がした」 本書を読んだ直接的な感想である。著者は大正9年に生まれ、大東亜戦争を経験。その後志賀直哉に師事して作家としてデビューした。主に大東亜戦争などの戦記物が多いことで知られている。 本書は阿川氏の...
外国人

マザー・テレサの真実

マザー・テレサは「無償の愛」を広めただけではなく、「神の愛の宣教者会」をつくり、貧しい人たちに愛を与え、それが認められ「ノーベル平和賞」を受賞した。 本書は著者が1985年から始めた「インド心の旅」の中で何度も会ったマザー・テレサと「インド...
外国人

ココ・シャネルという生き方

もうすでに代表ブランドとして有名な「シャネル」。それを作ったのがガブリエル・ボヌール・シャネル、通称「ココ・シャネル」である。シャネルのことについて書かれている本は、ブランド、シャネル自身の生涯、シャネルの深層を暴くものなど数多くあげられる...
哲学

10秒で心が癒される言葉

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 言葉は様々な力が込められていると言ってもいい。ある時にはどん底にあった人生を救い、ある時は自ら座右の銘として自らの考えの軸にしたり、ある時は自分を高揚させることができたり、反面、自分を貶め、...
書評

一筆箋の書き方、楽しみ方

本書は前書である「できる大人の“一筆添える”技術」の中でも一筆箋に特化した一冊である。もっともこの一筆箋に対する思い入れが強かったということから本書になったのだと私は思う。 本書はめくるめく一筆箋の魅力と、その効用と使い方について余すところ...
書評

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

私は月に約50~70冊読み、書評も書く。特に書評は初期のころは400字詰め原稿用紙1枚前後で済ませるということがほとんどであったが、だんだんと書いていくうちに「あれも書きたい」「これも書きたい」という欲望が広がり始め、今となっては1冊につき...
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