国内 悲しみを生きる力に――被害者遺族からあなたへ 天災と同じように、悲しみも突然起こる。それは交通事故もあれば、殺人事件まで存在する。本書で取り上げる遺族は、事件から13年の月日が流れた現在でも謎に包まれている「世田谷一家殺害事件」の遺族である。家族を殺害された悲しみもあるのだが、それ以上... 2014.02.11 国内書評
宗教 ミッション・スクール 学校には色々なものがあるのだが、中でも「ミッション・スクール」というのは高尚さ、荘厳さのある響きがある。私立の学校であったり、女子校であったり、というようなイメージも少なくない。取り分け「女子校」のイメージは小説「マリア様がみてる」によって... 2014.02.04 宗教書評
国内 なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか 何か「俗流若者論」のようなタイトルを見ているようでならないが、それに対する意見はここでは述べないようにしておいて、戦前の教育では、「修身」という授業があり、日本人としての人徳、マナー、美学などを学ぶ重要な授業となった。しかしこれが「軍国主義... 2014.01.28 国内書評
書評 匂いのエロティシズム 「匂い」とは不思議なものである。匂いの良し悪しによって人の感情をコントロールさせることができる。時には快感をもよおしたり、不快感を出したり、安らぐ気持ちにさせたりすることができる。その匂い自体が、相手から出ている場合は、その相手からの感情に... 2014.01.25 書評民俗・風評
書評 東京 消える生き物 増える生き物 日本にはいろいろな場所があり、場所によってはそこでしか見られない生き物も存在する。喧騒に囲まれた東京とて例外ではない。東京には高層ビル街の中で、あるいは池や住宅地の中でたくましく生きる生物もいる。本書は東京に住み着いた生き物、東京を狙う生物... 2014.01.24 書評生物学
書評 伸び続ける会社の「ノリ」の法則 著者はコンサルタントとして論理的に問題解決をしていく方であるため、著者の口から「ノリ」が出てくるのは正直言って目を疑った。とはいえ、日本にはそういった「ノリ」を重宝するところが存在している一方で、著者は「ノリ」が欠乏しているのではないかと危... 2014.01.21 書評経営・マーケティング
教育 中学受験 首都圏では5人に1人が中学受験をするのだという。 私は体験したことがないのだが、中学受験に関する問題集や参考書は見たことがある。中学受験とは言っても旭川では国立中学を受験すると言ったくらいである。首都圏は受験して入れるような国公立もあれば、... 2014.01.20 教育書評
書評 琵琶法師―“異界”を語る人びと 「琵琶法師(びわほうし)」とはどのような存在かというと、 「平安時代から見られた琵琶を街中で弾く盲目の僧」Wikipediaより とある。いわゆる盲目の芸能者で、おもに琵琶と呼ばれる弦楽器で演奏しながら旅を行う僧侶の事を指している。一言で言... 2014.01.18 書評民俗・風評
医学 医学的根拠とは何か 「医学的根拠」と言う言葉を聞き慣れない人が多い。「根拠」は「根拠」でも「科学的根拠」と言ったものであればよく聞く。その差はいったい何なのか。それは「医学」が「学問」として扱われるかどうか、と言うものだろう。 それはさておき、日本における公害... 2014.01.15 医学書評
日本 おひとり温泉の愉しみ 温泉は自分自身に取って癒やしになる。私自身も温泉に行きたい願望があったのだが、仕事の関係もあり、なかなか行く機会に恵まれなかったこともあった。今年は「旅」をテーマにしているため、温泉旅行もやぶさかではない。でも自分自身が「旅」をするとなると... 2014.01.14 日本書評