日本史 対論・異色昭和史 2009年4月、ジャーナリストの上坂冬子氏が肝不全のため亡くなった。78歳である。 上坂氏といえば三宅久之氏、櫻井よしこ氏と並ぶ保守派の大論客といわれており、とりわけ今も紛糾している北方領土問題には積極的に提言をする論客である。その姿勢はも... 2009.06.02 日本史書評
書評 女子大生会計士の事件簿 今日28日に行われる「さおだけ屋と女子大生@UNDERGROUND」。その準備も兼ねてか山田真哉氏の本を取り上げようと思う。山田真哉氏は著書はかなり多く、わかりやすさと奥深さで評判であるが、私はというと山田氏の本をいくつか読んだことはあるの... 2009.05.28 書評経営・マーケティング
仕事術 コンサルタントの「質問力」 「質問」というのは仕事の場においてもプライベートの場においてもつきまとうものである。本書のタイトルである「質問力」は私としてもぜひ磨いておきたい技術である。 本書はコンサルタントの立場から見た「質問力」の鍛え方について伝授した一冊である。本... 2009.05.24 仕事術書評
哲学 脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める 「気持ちの整理」というのは仕事をやっていくことだけではなく、ありとあらゆる場でも大切なことではあるが、いかんせん気持ちの切り替えというのはどうすればいいのかわからないという人も結構いることだろう(私も以前はその一人だった)。 本書は脳を中心... 2009.05.21 哲学書評
国内 創刊の社会史 日本には約3000冊もの雑誌があるという(p.15より)。しかしその中で創刊や復刊、休刊や廃刊になることが頻繁にあり、一昔前の「モー娘。」のように出たり入ったりせわしないほどである。 本書はその中でも「創刊」についてフォーカスをした一冊のよ... 2009.05.21 国内書評
書評 手帳進化論―あなただけの「最強の一冊」の選び方・作り方 手帳の使い方というのは人それぞれ違う。違うからでこそ誰もが「自分だけの手帳」を作りに、手帳術というノウハウ本を探したり、最近では著者が作った手帳にすがるという人もいるだろう。 本書は手帳の選び方、作り方について様々なケースを網羅しながら紹介... 2009.05.20 書評習慣術
国内政治 日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ 昨日の午後に民主党代表選が行われ鳩山由紀夫が代表に選ばれ、6年半ぶりに代表職に就くこととなった。民主党にしてみれば新しい船出といったところであろうが、私から見たら96年の民主党結党から約8年間続いた「菅・鳩山」体制に逆戻りしたのではないかと... 2009.05.17 国内政治書評
仕事術 プロフェッショナル原論 「プロフェッショナル」とは一体何なのか。 社会人になった時からずっと職業性からか「プロフェッショナルを目指せ」と言われる。 本書の表紙をめくってみると、 「高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業」 と書か... 2009.05.11 仕事術書評
哲学 回復力~失敗からの復活 「失敗学」で有名な畑村洋太郎氏の一冊である。失敗の後にはどのようにして立ち直り、回復していけばいいのかという観点からして、これぞ「失敗学」という真髄を見せてくれる一冊である。 第1章「人は誰でもうつになる」 いまや日本の社会は「ストレス社会... 2009.05.02 哲学書評
国内 イワシはどこへ消えたのか―魚の危機とレジーム・シフト 私が子供の時、周りの友達の多くは「嫌いなもの」というと「イワシ」と答える人が多かった。しかし今となってはそのイワシも見るのが珍しいように思える。見たとしても100円ほどで売っている缶詰と言ったところである。本書を少しめくった所によると、現在... 2009.04.29 国内書評