新書

日本人

ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば

「尊敬する人物」と聞かれると、幕末の志士を答える人も少なくない。当然本書で紹介する吉田松陰も例外なく多い。吉田松陰を尊敬する人は多く、代表的な人では小泉純一郎や安部晋三などの歴代首相経験者も上げている。私も吉田松陰は尊敬する人物のひとりとし...
国内

嫌老社会 老いを拒絶する時代

今や日本は「高齢化社会」から「高齢社会」、やがては「超高齢社会」とまで言われるようになる。医療技術や食生活の質が上がってくるにつれて、だんだんと長寿というのが当たり前になってきた。浮かしは「長寿の神」というのが崇められてもおかしくないときで...
書評

忘年会

こう言うシーズンなのでこの一冊。そうくると、日が近くなればサンタクロースに関する本の書評をするような私である。 本書は忘年会の歴史、今サラリーマンがやっているような忘年会はいつごろできたのか、海外の国々では忘年会はあるのか、著名人の方々の忘...
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書評

オタクはすでに死んでいる

皆さんは「オタク」と聞くとどう想像するだろうか。 おそらく美少女アニメ好きでよく秋葉原(アキバ)に通い詰めるということを想像するだろう。しかし岡田氏に言わせれば本当の「オタク」はアキバには通わないという。 第1章「「オタク」がわからなくなっ...
国際

国際正義の論理

「国連安全保障理事会におかれましては、その議題について、客観性をもって、国際法の規定並びに正義及び衡平の原則に従いつつ討議をする義務があります。」(p.7より) これは国連の安全保障理事会からある国へ送られた書簡である。ある国は5年前の3月...
インターネット

迷惑メールは誰が出す?

迷惑メールは無視すればいいのだが、このメールがメールサーバーに影響を与えるなどの深刻な問題も起こしていることをご存じだろうか。本書はこの迷惑メールの謎について解き明かしている。 第1章「天災よりも怖い迷惑メールの被害」 世の中では約1530...
書評

バカにならない読書術

書店では読書術の本が溢れ返っているが、今回はちょっと異端の読書術を紹介する。本書は「バカの壁」で有名な養老孟司氏自身の読書術を伝授するとともに、養老氏に加え、池田清彦氏、吉岡忍氏とともに様々なテーマに沿ったお勧めの本を紹介している。 第一部...
書評

迷ったときの聖書活用術

聖書と言うとキリスト教の聖典であるので信仰のない人にとってはかなりとっつきにくい。しかし本書の表紙を一つめくったところにこう書かれていた。 「聖書は元祖・ビジネス書」 私の思考回路がパンクしそうになった。もしくは著者の思考回路が本書を書いて...
仕事術

交渉力

スポーツの世界のみならず社会に関わる様々なことについて「交渉」というのは避けて通れない。本書は野球のFA交渉などで引退した野茂英雄をはじめ数多くの選手の代理人をつとめてきた団野村氏が自らの体験をもとに交渉力を伝授する一冊である。 第一章「交...
国内政治

反米主義

来年1月にオバマ大統領が誕生するが、その準備として数々のポストが埋まった。予備選挙の時のラインナップでは「親日派」が多かったのに対し、今ではヒラリーなどの「親中派」が目立つようになった。おそらく日米同盟下で日本の立場はブッシュ政権ではまだし...
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