日本史 大帝没後 大正時代というと激動であった明治・昭和と違ってやや影を潜めたというイメージがある。なにせたった15年しかその時代はなかった。「一世一元」が定められてから最も短かった時代である。 しかしそのなかでも「激動」はあった。大正デモクラシーである。そ... 2008.07.02 日本史書評
書評 ブータンに魅せられて 普通の国では豊かさの尺度としてGDP(国内総生産)を用いている。しかしブータンは違っていてGNH(国民総幸福)を国王が提唱し、用いている。ブータンは経済発展は著しいが、その中で降伏によって国を豊かにするという物差しに使うのは非常に珍しい、と... 2008.07.01 書評海外
国際 イタリア・マフィア マフィアというとアメリカやロシア、中国というイメージがあり、そこでは麻薬売買や政財界との多少のパイプを持っており、それらを裏で支配し荒稼ぎしているという考えを私は持っていた。 本書ではイタリアにおけるマフィア(イタリア語で「コーザ・ノストラ... 2008.07.01 国際書評
医学 あなたは人にどう見られているか 自分がどのように見られているのか、顔や人柄などの第一印象からコミュニケーションまで様々な角度から問い詰められている1冊。私自身大学や新人研修でさんざんコミュニケーションについて勉強してきたのでこの手の内容は手に取るようにわかる。 第1章は前... 2008.06.30 医学書評
日本人 勘定奉行 荻原重秀の生涯 学校の歴史の教科書では「新井白石」という人物は少なからず聞いたことはあるだろう。多岐にわたる学者として数多くの政策を提案をしてきた重要人物である。しかしその人物はある男を追い落として活躍したのはあまり知られていない。 その追い落とされた男が... 2008.06.30 日本人書評
地学・天文学 核爆発災害 最近ではそれほど騒がれてはいないものの、昨年(一昨年?)の7月に北朝鮮が核実験を行ったという報道があった。失敗したという説が有力である。 さて、本書では核爆弾の恐ろしさについて、広島・長崎に投下された原爆による被害、そして第五福竜丸が「死の... 2008.06.29 地学・天文学書評
国際経済 老いてゆくアジア 最近報道でアジアの経済成長のニュースが飛び交っている。とりわけ中国の経済成長には目覚ましいものがあり、都市部では近代化が進み、資産も潤沢になっている。またASEAN諸国でも経済発展はめざましくこちらも国民単位での所得も右肩上がりとなっている... 2008.06.28 国際経済書評
書評 江戸の躾と子育て 江戸時代においてどのように子育てを行ったのかという一冊である。本書にも書かれているが、江戸時代には子育ての本が多く出版された。生まれた子供へのしつけも熱心であったが、江戸の人々は「子は宝」といわれ、親だけではなく地域ぐるみで育てていたという... 2008.06.27 書評民俗・風評
教育 江戸の教育力 江戸時代の教育として非常に有名なものといえば「寺子屋」である。その中では読み書きが中心に行われていたが、その中身は現在の教育問題に大きなカンフル剤となろうことがたくさん詰まっていた。 まずは儒教の教えである、これは学校教育では、国語・古典と... 2008.06.27 教育書評
書評 日本の刑罰は重いか軽いか 本書は日本の刑罰と中国の刑罰を比較して、日本の刑罰の実情について書かれている。本書を読んでみると中国の刑罰は非常に狭いことには驚いた。しかし逮捕されると厳罰が待っている、つまり中国の刑罰は非常に狭いが死刑にかかわる罪が非常に多く毎年1000... 2008.06.26 書評法律