新書

国際

ルポ 難民追跡――バルカンルートを行く

一昨年から国際問題の一つとして挙げられるのが、「難民」である。その難民は中諸国をはじめ、不安定情勢となった国々の民が希望をもってヨーロッパに渡る。しかしヨーロッパの中では受け入れ・拒否両論が交差しており、なおかつせめぎあいが起こっている。も...
哲学

悲しみの乗り越え方

悲しみはどこにでも存在する。人の死もあれば、悲惨な災害や事件などが挙げられる。その中でも本書が出版された2011年には「東日本大震災」といった大きな「悲しみ」があった。そこから先の2016年にも「熊本地震」という悲しみがあり、歴史の中に大き...
哲学

人類哲学序説

人類はどのような存在なのかそれをいかにして考察を行うことが「哲学」なのだが、その「哲学」は森羅万象、さらには時間など多岐にわたる。その中でも人のあり方を中心にしているのが「人類哲学」である。その人類哲学のイロハを紹介している。 第一章「なぜ...
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コミュニケーション

劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方

今でこそ劇団四季はミュージカルを主とした劇団で全国各地に専用劇場が作られ、不動の人気を博している。その劇団は今から64年前に著者や今年の5月に逝去した日下武史ら慶応義塾大学の学生らが設立した。当時はミュージカルの認識は薄く、劇団自体もミュー...
コミュニケーション

叱られる力 聞く力 2

誰だって叱られることは嫌なことである。しかしそれは叱る方も同じである。その叱る・叱られる双方を経験することを忌避する人も多いのだが、その体験をすることもまたメンタルを強くする要因となる一つでもある。もっとも著者も長い人生の中で叱られる経験を...
書評

日本の花火はなぜ世界一なのか?

夏の風物詩の一つと言われる花火。花火について見物する「花火大会」は毎夏全国各地にて行われており、多くの見物客が詰めかける一大イベントになっている。私の住む鎌倉でも、毎年のように海岸で花火大会が行われているが、今年は開催・中止と二転三転するよ...
国内

働く女子の運命

女性の社会進出が目覚ましい。そのこともあってか女性が要職に就くといったこともあるのだが、今でもなお世界的に見ても後進的であると主張する論者も少なくない。そういった女子がどのような身分の変化をし、なおかつ男女平等の社会への発展に伴って、いかに...
書評

『レ・ミゼラブル』の世界

今からちょうど155年前に作られたロマン主義の大河小説がある。その名も「レ・ミゼラブル」。元々は「悲惨な人々」を意味している悲劇なのだが、その悲劇は小説の枠を超え、映画やアニメ、ミュージカルにも展開していった。特にミュージカルの世界では「夢...
国際

グローバル・ジャーナリズム――国際スクープの舞台裏

世の中には様々なメディアやジャーナリズムが存在する。そのジャーナリズムでもって新聞やテレビなどに広く伝えられるようになる。そのジャーナリズムの要素として国際的なニュースをどのようにして拾い上げ、伝えられていくのか、そのことを取り上げている。...
哲学

モラルの起源――実験社会科学からの問い

モラルと言うと、人間にしかないように思えるのだが、他にも動物にも動物なりの「モラル」があるという。そもそも「モラル」と言っても道徳的な観点で良く語られるのだが、もっとも「道徳」を英語に直すと「moral」とある。そのモラルはどうして生まれた...
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