新潮選書

書評

サイクス=ピコ協定 百年の呪縛

「サイクス・ピコ協定」は1916年5月16日にイギリス、フランス、ロシアの間で結ばれたオスマン帝国領の分割を約した秘密協定である。昨年締結されて100年を迎えたのだが、その協定は民族差別や難民などの現在も残っている問題として横たわっている。...
書評

凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語

地球温暖化の話についてよく言われているが、地球の歴史をたどってみると「氷河期」なるものも存在したし、今から1000年前には今よりも暖かい時代があったという話も聞いたことがある。こういった状況を鑑みると、確かに地球温暖化はあるのだが、実は地球...
書評

ヒトはこうして増えてきた―20万年の人口変遷史

現在地球では72億人ものヒトがいるのだが、急速に人口が増えてきたのは20世紀に入ってからのことである。急速に増えていったのはわかるが、それまではどのような人口の増え方をしていったのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第一章...
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書評

私たちはなぜ税金を納めるのか―租税の経済思想史

2016年が始まり、個人事業主とかはそろそろ確定申告に向けて準備を進める方もいることだろう。確定申告の提出期限まではまだ2カ月半あるのだが、様々な準備が必要であることから、今からでも準備をする必要がある。 日本国憲法にも三大義務として「納...
書評

江戸の風評被害

風評被害というと今でこそ福島第一原発事故に伴う放射能の風評被害が存在する。またほかにも様々なデマなどにより風評被害となり、実害となったケースは数多く存在する。 こういった風評被害は現代独特のものかというと、実はそうではない。実は本書で取り...
書評

「共倒れ」社会を超えて―生の無条件の肯定へ!

今の世の中は「生きづらい」と言われている。それはどういうものなのかというと、小さな綻びや不正をあたかも大事のように叫び、萎縮してしまったことから起こったものである。その生きづらさにより双方追い詰められてしまい、「共倒れ」の状況に陥ってしまう...
書評

ダンディズムの系譜―男が憧れた男たち

「ダンディズム」という言葉をたまに聞く。何なのか辞書で調べてみると、 「粋や洗練を好み、それを態度や洋服により誇示してみせる性向。一九世紀前半、イギリスの上流階級の青年たちに流行した伊達(だて)気質に始まる」(「大辞林 第三版」より) ...
書評

マキノ雅弘―映画という祭り

コアな日本映画ファンであれば「マキノ雅弘」という名をご存じだろう。「マキノ雅弘」は「日本映画の父」であるマキノ省三(牧野省三)の息子であり、戦前から戦後にかけて261本もの映画作品を監督してきた(しかし応援監督や共同監督もあるため実際の数は...
書評

現象学という思考~<自明なもの>の知へ

「現象学」と言う学問は、普段生活している方々だとあまり知らないため、まずはどのような学問なのか説明する必要がある。現象学とは、 「古くは本体と区別された現象の学という意味に用いられた語。今日行われているのはヘーゲルとフッサールの用法」(「...
書評

誤解学

人間には人間ならではの感情や考え方、行動が存在する。その一つとして「誤解」というのがある。これは価値観はもちろんのと、考え方の違いによる、コミュニケーションの誤りの一つとして挙げられるのだが、はたして、「誤解」のメカニズムとはどのようなもの...
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