日本

国内政治

「日本の問題点」をずばり読み解く

本書は日本の政治の問題点について事細かに、かつ分かりやすく解説されている。 第1章では小泉政権下での日本の政治の問題点について語られている。ここでは小泉元総理が考えていることを著者が取材を行ったことによる独自の観点が生かされたところもあり非...
国内

副島隆彦の人生道場

副島氏と言えば政治や経済、そして金融に関する本を数多く上梓していることでも有名である。しかし私はこれと言って読まなかった。当然副島氏の本に触れたのも本書が初めてである。 本書はいつも上梓されるようなレパートリーではなく副島氏自身の人生観をぶ...
国内

ニッポン・サバイバル

東大大学院で政治学教授である姜尚中氏が著者の理論と体験談をもとに寄せられた声にこたえていくという1冊である。著者なりの答え方であり、しかも自分なりのスタンスを貫いているところに本書のいいところである。私もほとんどの意見に共感を持つことができ...
国内政治

凛とした日本

日本とは一体どのようであるべきか、そして日本はどのような態度で外交に臨むべきなのか、毎日新聞論説委員の古森氏は「凛とした姿であれ」と答えている。正直言って驚いた。毎日新聞の人間の中でここまで良識があるお方がいるとはと目を疑った。特に第1章で...
書評

日本の刑罰は重いか軽いか

本書は日本の刑罰と中国の刑罰を比較して、日本の刑罰の実情について書かれている。本書を読んでみると中国の刑罰は非常に狭いことには驚いた。しかし逮捕されると厳罰が待っている、つまり中国の刑罰は非常に狭いが死刑にかかわる罪が非常に多く毎年1000...
日本史

創氏改名

「創氏改名」は歴史の教科書ではそれほど出ておらずあまり詳細に書かれてはいなかったものの、日本の植民地教育の象徴的政策の一つとして挙げられている。しかしそこでも歴史認識問題がうごめいているのも事実である。強制的に解明させられたという声もあれば...
書評

「サザエさん」的コミュニティの法則

昔から愛されているアニメ「サザエさん」。そのアニメの中には理想の家族像やコミュニティにかかわるメッセージがあるように見えると著者は言う。 日本古来の家族像、日本の共同体とは一体何なのか。日本の民俗性をサザエさんの作品から見て何が欠けているの...
書評

「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか

わかっての通り「ジャパニメーション」というのは「ジャパン」と「アニメーション」を合わさった日本アニメの造語である。漫画原作者であり、サブカルチャー評論家の大塚英志氏は日本アニメは破れていると主張している。 本書に詳しく書かれているが、まずは...
システム

ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則

「ゲームニクス」聞きなれない名だ。しかし「ゲーム」に関係することは間違いない。 「ゲームニクス」とはゲームのように「夢中になれること」を科学的に抽出して理論化しようとすることである。確かにテレビゲームに限らず「ゲーム」というのは人を夢中にさ...
書評

「粉もん」庶民の食文化

粉ものの料理といえば、私の思いつくままに言うと、たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パスタなどなど思いつく。粉ものという料理は非常に奥深い。本書はこの「粉もの」にまつわる日本のルーツを探るというもの。 タイトルだけ見ても非常に斬新感があった...
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