書評

書評

マーケットデザイン―最先端の実用的な経済学

マーケットをデザインするということとは一体どのようなものなのか、私自身も本書に出会うまでは全くと言ってもいいほどわからなかった。しかし経済を動かす、あるいは自分自身のビジネスを生み出し、育てるためにはマーケットデザインは多かれ少なかれ必ず必...
ミステリー

梟首の遺宝

本書はもちろんフィクションであるが、そのフィクションは17世紀に実際に起こった虐殺事件を着想して取り上げられている。その事件をもとにして東北の村に隠された「異端者」の楽園と「ドチリナ・カムイモシリ」と呼ばれる古文書がミステリー作品の物語の核...
書評

激務に負けない名医の養生術 誰でもマネできる105の習慣

私自身仕事が「激務」になることがある。その激務の連続をどのようにして養生していくのか、私自身も課題としてある。そもそも20代は体力が有り余っていることから多少の無理はできるものの、30代に差し掛かってくると体力面で不安を覚える場面が色々と出...
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日本史

百姓たちの水資源戦争―江戸時代の水争いを追う

環境問題を考えていくうえで行きつくところの一つとして「食糧戦争」と、もう一つは淡水を争う「水戦争」がある。特に水資源を巡っては海外の企業が諸外国の土地を買い占めるといったことが起こっており、日本でも同じように起こっている。 本書の話に移るの...
書評

職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術

著者の横山様より献本御礼。 職場には様々な人物がいる。その中には「理不尽」に怒りを振りかざし、場の空気を乱すような人も少なくない。もちろんそういった理不尽な「怒り」は誰にでも存在する。その存在する怒りをどのようにコントロールすべきか、本書は...
医学

認知症―専門医が語る診断・治療・ケア

かつては「ボケ」「痴呆症」といわれたのだが、「差別」という批判を受け「認知症」に変化していった。その認知症は様々な形を変えつつ予備軍を含め、数多く罹患している人々がいるという。それをどのように予防すべきか、そして早期発見をし、治療・ケアに持...
書評

昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか

戦後しばらくしてからずっとヒーローものが生まれるようになった。古くは今や亡き作曲家・川内康範氏が生み出した「月光仮面」をはじめ多くのヒーローが生まれた。現在でもヒーローと呼ばれる存在は数多くあるのだが、そのヒーローは報われたのかというと思わ...
哲学

現代思想の断層―「神なき時代」の模索

今から6年ほど前に「ニーチェの言葉」がベストセラーになったのだが、そのニーチェの言葉の中に「神は死んだ」という言葉がある。元々の西欧思想はキリスト・ユダヤの両宗教の基層としてあったのだが、このニーチェの一言で崩れ去ったと同時に現代における思...
書評

宝塚幻のラインダンス―戦争で夢が消えた乙女たち

宝塚音楽学校は2年間のカリキュラムが組まれており、その2年間で卒業し、晴れて宝塚歌劇団の一員になる際、初舞台の催しものとして「ラインダンス」が行われる。 ラインダンスは毎年行われている初舞台の恒例行事の一つであるのだが、そのラインダンスが「...
書評

英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか

世界はグローバル化の波にのまれている状況にある。そのような中で英語の学習を行う業や学校もたくさんあり、英語にまつわる教材も続々と出ている。私自身も英語は少し勉強しているのだが、居住地から道案内程度の英語を中心に勉強しているくらいである。 そ...
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