国内 絶望の国の幸福な若者たち 雇用不足や貧困化、さらには人間関係の「希薄化」が目立ち、「絶望」と言う言葉も現れ始めた。とりわけその割を食らっているのが私たち「若者」と呼ばれる世代である。 しかしその「若者」も一世代、二世代上の人々から「近頃の若い者は~」というような「俗... 2012.06.02 国内書評
国内 若者の労働運動―「働かせろ」と「働かないぞ」の社会学 昨今「貧困」や「格差」に関して中心に挙げられているのは私達若者世代である。そういった世代の労働運動も昨今耐えないが、その意見は二部している。本書のサブタイトルにあるのだが、かたや「働かせろ」というもの、かたや「働かないぞ」としているものその... 2012.03.15 国内書評
書評 無理 「無理」という言葉をある辞書で引いてみると以下の意味が出る。(「Goo辞書」より) 1.物事の筋道が立たず道理に合わないこと。 2.実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。 3.しいて行うこと。押しきってすること。 「無理」と言う漢字を... 2012.02.28 書評青春
国内経済 「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち 高度経済成長、そしてバブル景気と「モノの消費」によって大きな経済成長を続けてきた。「モノの消費」によって経済が動いているが、最近私たちの世代には「消費」を極端にいやがる傾向にあるという。その人たちのことを「嫌消費世代」と呼ばれている。 年収... 2010.10.28 国内経済書評
国内 目覚めよ!借金世代の若者たち 日本では「非正規雇用」や「貧困」など、「働く」ことに関して大きな不安を抱えている。しかしアメリカでも同じような状況、いやそれ以上にひどい状況となっている。アメリカでは大卒でも就職できないのみならず、大学の教育ローン、保険無加入などお金が入ら... 2010.10.26 国内書評
書評 「かわいい」の帝国 「かわいい」と言うのをとある辞書で調べてみると、 (1)深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである。 (2)愛らしい魅力をもっている。主に、若い女性や子供・小動物などに対して使う。 (3)幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。... 2009.08.28 書評民俗・風評
国内政治 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? いよいよ8月30日は衆議院総選挙の投票日である。すでに選挙候補者の顔を覚え、誰に投票するのか絞り込みを行っている人もいれば、まだ決まっていない人もいる、もうすでに「期日前投票」を行うことで一票を投じた人もいる。 メディアの調査によると民主党... 2009.08.26 国内政治書評
国内 不安定社会の中の若者たち―大学生調査から見るこの20年 私は1985年生まれであるので「若者」に分類されるだろう。今言われている「若者」というと「就職氷河期」という名の就職難にさらされ、さらに格差社会にもさらされた「貧困」や「ロストジェネレーション世代」、さらに私たちの世代、通称「カーリング世代... 2009.02.03 国内書評
コミュニケーション 日本語は死にかかっている 今、日本語がおかしくなっているという人が多い。しかし過去を紐解いて見てみるとどんな時代でも「日本語がおかしくなった」「日本語がおかしくなった」という声がやまない。しかし今のほうがその声が強い。それは一体何なのだろうか。本書の冒頭で「日本語は... 2008.12.25 コミュニケーション書評
国内 「生きづらさ」について 本書は雨宮氏と萱野氏が現在起こっている「生きづらさ」について対談したものである。「生きづらさ」というと本書では貧困(ワーキングプアやプレカリアート)、それによる若者の自殺の増加によるものである。とりわけ雨宮氏はそういった活動をいくつか起こし... 2008.09.20 国内書評