記憶

書評

ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方

人にはそれぞれの「才能」がある。その才能を開花させるか、使わずじまいにするかはその人次第である。しかし「才能」とひとえに言っても、自分にはどのような才能があるのかを知っている人もなかなかいない。つくる事もあるのだが、これも難しい。 ではどの...
書評

僕は僕の書いた小説を知らない

人によっては趣味として小説を描いたり、ブログを書いたりする方もいる。しかし書いたことは全て覚えているかというと決してそうではない。かくいう私も、当ブログにて記事だけでも5700記事、そのうち書評は5000記事近くにまで上っている。 もう15...
書評

つむじまがりの神経科学講義

「神経科学」とは何かというと、 脳を研究する多様な分野の総称。生理学・解剖学・薬理学・病理学・分子生物学・心理学・精神医学・情報科学・数理工学などにまたがる。1970年代に生まれた語で、学術的には、同義の脳科学より多く使われる。「広辞苑 第...
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書評

老化と脳科学

人間は年を取っていくと、ありとあらゆる所が老化する。その老化について、本書では「脳」における老化の傾向について脳科学の立場から取り上げている。 第1章「脳と記憶」 本書にて重点的に取り上げられているのが、記憶を司る「海馬」と呼ばれる部分であ...
書評

なぜイヤな記憶は消えないのか

「記憶」と言うと、体験したこと、学んだ者などを蓄積するのだが、その中にはいやなもの、さらには悲しいもの、もっと言うと「忘れたいもの」も含まれる。しかしながら特にイヤなものはなぜか消えずにずっと残り続けることが往々にしてある。なぜイヤな記憶は...
ミステリー

ダブルトーン

本書が出版されたのは5年前であるのだが、その次の年はBSプレミアムでテレビドラマにすることとなった。そのドラマ化に至った要素として何かというと、サスペンスの要素がありながら、二人の「ユミ」が織りなす恋愛と記憶が交錯する作品である。 恋愛小説...
書評

ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス

「記憶」はその人の思い出を紡ぎ出すのだが、脳科学者の中にはその「記憶」について改ざんされて出てくると指摘する学者もいる。その記憶によって様々な変化が生じるのだが、その記憶がいかにして物語を紡いでいくのか、そのことを取り上げた一冊である。 そ...
ミステリー

記憶破断者

わずか10数分の記憶しか持つことのできない記憶破断者と記憶の上書きのできる男の戦いを描かれたある意味SF作品と言える一冊である。しかしその記憶を巡ったグロテスクな表現も出てくるホラー作品ともいえ、後者の男の犯罪を暴き、捕まえるという「ミステ...
医学

勉強法の科学――心理学から学習を探る

書店に行くとビジネスマン向けや受験生向けなどの「勉強法」にまつわる本がある。その勉強法として挙げられるものとして知識の得方であったり、記憶の仕方であったり、さらに問題の解き方であったりと方法はいろいろとあるのだが、そもそもそういった勉強法は...
哲学

「忘れる」力

私は忘れっぽい人であるのだが、「忘れる」ということはあながち悪いことではないという。むしろ忘れることを意識することによって新しいものを創り出すことができ、考えることを旅のごとく楽しむことができる。 その「忘れる力」とは何か、その意味と仕組み...
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