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エピソード

飛石を渡れば

私自身「茶道」のことはよくわからないのだが、その茶道を行う中で「茶室」と呼ばれる所でやる所もあれば、外で行う「野点(のだて)」もある。特に茶室のイメージの中には、躙(にじ)り口に入るまでの中で飛石があるというイメージを持ってしまう。 本書はその茶道にまつわるエピソードを12編取り上げている。ちなみに取り上げられているものとして家族のものもあれば、実際に茶道を体験してのものも描かれている。情景もまた […]

神と呼ばれる鉄道YouTuber スーツの素顔

ここ最近では芸能人もYouTuberとなる人も出てきている。もちろん専門で活躍を行う人もいれば、四方山話でやっていく人もいる。人によっては人気を呼ぶようなチャンネルになる人もいれば、なかなか登録数が増えず、苦戦している人もいる。 本書は「鉄道YouTuber」として有名なスーツの半生を取り上げている。YouTuberになるまでのプロセス、さらには鉄道が好きになったことをYouTubeを通じて伝えた […]

喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと

親孝行したいときには親はなし 経済的に自立して親孝行を行おうとしても、親がいなくなってしまうと言うことも少なくない。もっとも親が生きているうちに感謝の言葉を伝える、あるいはご褒美をするなどの「孝行」をすることがいかに尊いかを定義した川柳でもある。 かくいう私もコロナ禍で2年以上帰省できず、親に会えていない。とはいえ不定期ながらメールを送ったり、電話をしたりして、近況は報告している。そのためある程度 […]

強運の神様は朝が好き

一見スピリチュアルのように見えるのだが本書は、朝や幸運、さらには失敗や成功と言った所について、ビジネスエピソードを交えて物語として描いている。 本書はビジネスを舞台にして、朝だけでなく様々な神様をもとにしてビジネスにおける失敗、成功、人間関係が事細かに描かれているが、元々生保会社のセールスマンとして、様々な成果を挙げていった中での体験も交えている。 ビジネスの場で、何を学び、気づき、そして関わって […]

作家で億は稼げません

「作家」と言う仕事は儲かるように見えて、実はピンからキリまでの幅がかなり広い。ベストセラーを連発して稼げる人もいれば、雀の涙ですら稼ぐことのできない作家までいる。そのベストセラーを連発、さらにはメディアミックスまで果たして億単位で稼げる人もごくわずかであるが存在する。そう考えると夢のような職業なのかというと、先ほど書いたように実際にはそうなっていくのは一握り、いや「ひとつまみ」と呼ばれるほどの数で […]

ラジオ・ガガガ

私自身テレビはあまり見ない。その代わりラジオを聞くことが頻繁にある。ごく最近ではニコニコ生放送で行われたり、インターネット配信しているようなラジオもあり、それを聞くことが多くなったのかも知れない。テレビのように見ることによって行動を奪うことなく、何かをしながらの片手間に情報を得たり、面白く聞いたりすることがあるため、重宝している。 本書はその「ラジオ」をテーマにした短編集であるのだが、取り上げられ […]

箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ

毎年1月2~3日に箱根駅伝が行われる。その1年1年に様々なドラマが映し出される。私自身もあまりTVは見ないのだが、このときばかりはTVを見るようになる。様々な物語を紡いできた箱根駅伝はここ最近どのような物語があったのか、スポーツライターとして選んだ物語を9つ取り上げている。 <今井、柏原、神野が、山の神になったとき> 今となっては山の神はもはや神話の類いなのかともいってしまうのかもしれないのだが、 […]

悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと

私自身猫が大好きである。自由奔放でありつつも純真無垢である姿は少し鳴き声を真似してみると振り向いたり、猫によっては近づいてきたりすることがある。それが可愛くてたまらない。 その猫が人生に打ちひしがれた人を救ったと言う話であるのだが、人生は山あり谷ありというのはうまいもので、先の分からない人生の中で、どのようにして生きていけば良いのかを表している。 本書はとあるパチンコ店で働く若者であるのだが、人生 […]

本屋さんがくれた奇跡

私は毎日のように本屋に通うのだが、その理由としては書評家としての本のネタ集めをすることもあるのだが、毎日本屋に通っていると、新しい本が出てきたり、自分自身の気づかなかったことに気づいたりすることができたが、本屋は本を買ったり、探したりする場所だけの存在ではない。本書はその本屋で生まれた奇跡を8つ取り上げている。 第1話「ふくらむ気持ち」 とある女子大生は周りから体における悪口を言われ、傷ついた。そ […]

本屋さんで本当にあった心温まる物語

私は子供の頃から本が好きだった。小さい頃から何度も書店に通うことが多かった。 その時私がよく通っていた書店は旭川市の三条買物公園通り沿いにある「富貴堂書店本店」と、今は複合商業施設となった「マルカツ」の「富貴堂MEGA」だった。小学校の時にはマンガや雑誌を買いに、中学・高校と参考書を買いに通うことが多かったのだが、それとともに色々な本に出逢い、買ったことも今も覚えている。自分自身心温まるようなエピ […]