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中年

私は女になりたい

「女になりたい」と言っても、もう過ぎてしまったが下の動画のことではない。 本書の主人公は紛れもなく女性。しかし妻や母を卒業し、一人の女として活きていくことになる。その主人公は47歳。女盛りという年かという声もあるのだが、「女盛り」自体は年齢によって決まるものではない。 「思い立ったが吉日」と言うように、中年であっても、高齢であっても、思い立ち、自ら一人の「女」として生きることはどのようなものか。そ […]

オバさんになっても抱きしめたい

本書の表紙の右の女性がなんともバブリーな女性であると同時に、一昨年に大阪府立登美丘高等学校ダンス部が「ダンシング・ヒーロー」の題材として使われたことコスチュームでもある。 バブリーな時代で20代を謳歌した女性が俗に「アラフォー」と呼ばれるような時代、毛独りはそのバブル崩壊してからの不景気しか分からない「アラサー」の女性の2人の織りなす物語である。 単純に物語の大筋は「ジェネレーションギャップ」や「 […]

中年だって生きている

中年というとオヤジとすぐに連想してしまうのだが、実際には女性も中年と呼ばれる時代がある。もっとも10年近く前から「アラサー」や「アラフォー」「アラフィフ」といった言葉が流行し、定着してきた。 その中年の女性はよく「おばさん」と呼ばれており、その言葉に対して抵抗を感じたり、反発したりするようなことがあるのだが、そもそもそういった世代でしかできないこと、誰にでもなるのだからでこそ、中年ならではの出来事 […]

子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理

「近頃の若者は・・・」と言う言葉は今も昔も存在する。もちろん時代の変化があり、なおかつ環境自体も変わっていく中で世代間の差(ジェネレーションギャップ)も存在する。その差について相容れられないような人々が先述の言葉を取り上げている印象が強くある。 話は変わり本書である。本書は若い世代の心の変化を長年見続けてきた精神科医が30年で若者たちの心や傾向が大きく変わったことを指摘ながら、今の若者たちが未来や […]