TAG

先進国

日本沈没を食い止めろ!~硬直化した政治を変えるための改革

元々「日本沈没」は1973年に小松左京が発表したSF小説であり、幾度も映画化・ドラマ化・アニメ化されるなど、来年50周年迎えるなかで様々なメディアミックスも行われている。もっとも小説自体も上下巻あわせて400万部近くの売上を果たし、日本におけるSF小説が浸透したきっかけであると同時に小松左京の代表的作品にまでなった。 その日本沈没は実際に起こるのかと言うと科学的に検証を行った人もいる。また著者への […]

大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす

今、世界は大きく変化をしている。昨年1月にはドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任し、さらにイギリスのEU離脱、そしてロシアのユーラシア進出を行うなどが起こっている。もっともその変動が起こっているのは大国であるのだが、その大国にも「掟」があると著者は分析を行っている。その「掟」とは何なのか、それぞれの国のことと起きたの2つについて考察を行っている。 第一章「英米を動かす掟─「トランプ現象」と「英 […]

途上国化する日本

日本は戦後間もない頃からの経済成長により「先進国」の仲間入りを果たした。しかし1990年代のバブル崩壊により、「失われた10年」ないし「失われた20年」と呼ばれる時代が到来し、経済的にも衰退の一途をたどった。ついにはGDP(国内総生産)も中国に抜かれ、世界第3位に落ち込んだ。それもあってか本書のように日本は先進国から「途上国」に逆戻りしてしまう心配をする論者もいる。その原因の一つとして経済・精神的 […]

G20の経済学 – 国際協調と日本の成長戦略

G20とは、サミットの主要国である「G8(主要国首脳会議。参加国はフランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・ロシア)」に加え、「中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン、欧州連合」を足した20カ国で成り立つ組織である。 G20は「20か国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議」として、国際協調と経 […]

世界の食料ムダ捨て事情

皆さんは「食品ロス率」という言葉を聞いたことがあるのだろうか。簡単にいえば食べ物を食べずに廃棄する、とりわけ飲食業界や食品を販売する業界を対象に使われる数字である。 何を言いたいのか、というと本書にも直結しているのだが、食糧を生産しても、私たちの口に入らずに廃棄するケースも多いのだという。かと思えば貧困にあえいでいる地域では食糧を満足に得ることができず、餓死してしまう人も多い。 本書では世界中で起 […]