ミステリー ポンコツ探偵の名推理 ある捜査の関係で刑事をクビになり、なおかつ貧乏で妻子も、この先のあてもないといった「ないない尽し」の探偵が、刑事時代に逮捕した元スリとともに事件を解決していくと言うものである。 そのことを考えていくと確かにポンコツであるのだが、「迷探偵」や... 2019.01.10 ミステリー書評
日本人 霊感刑事の告白 すべてあの世が教えてくれた 本書は元刑事であり、肩書きにもある通り、日本の警察官の中でも第4位の階級にあり、警察署の署長まで経験した人物であるのだが、事件を捜査するのに「霊感」を以て行っていたという刑事らしからぬようなことを行っていたという。もっとも著者自身、霊感を感... 2018.02.17 日本人書評
ミステリー 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? 謎の美少女魔法使いと刑事との凸凹関係によって難事件を解決するミステリー作品である。ある意味「ファンタジーミステリー小説」という範疇に入るのかもしれないが、ファンタジーの要素が強く、ミステリーならではの緊張感がない。しかしその緊張感がなく、む... 2017.01.10 ミステリー書評
ミステリー ワースト・インプレッション~刑事・理恩と拾得の事件簿 本書のタイトルを直訳すると「最悪の印象」と言う。刑事の2人は上司・部下の関係でありながら、お互いの印象を「最悪」と言ってはばからないほどである。その2人の刑事が遭遇する事件の中で出てくる「デコボコ」ぶりはコミカルさが出ているのかというと、む... 2015.03.24 ミステリー書評
ミステリー 三階に止まる とあるマンションのエレベーターに乗ると難解に止めようとしても必ず三階に止まってしまう。それがたとえ二階に止まりたいと言っても、七階に止まりたいといっても、である。エレベーターの欠陥があるのかと思ったがそうではなかった。ではどうしてなのか。そ... 2014.11.09 ミステリー書評
日本人 歪曲捜査―ケンカ刑事が暴く警察の実態 「ケンカ刑事」「パッション飛松」 といった異名を持つ飛松五男氏だが、それらの異名は情熱を持って警察捜査に臨んだ姿勢を表しているのだが、実際に警察に関する腐敗とも闘ったと言うことから表している所もある。 本書は情熱をもって立ち向かった元・刑事... 2014.07.08 日本人書評
ミステリー 神様でも間違う 本書の著者は警視庁の警察官として23年間勤務し、退職後は11年間ジャーナリストとして冤罪事件や警察の腐敗についての取材に尽力した。しかし2010年11月に自殺。いったいどのようなきっかけで自殺をしてしまったのか、今でもその真相は闇の中に包ま... 2014.02.07 ミステリー書評