戦争

国内

日本人はこうして奴隷になった

日本人は奴隷になったという。 私もそれに関しては否定できない。むしろ大東亜戦争の敗戦によりアメリカの少しの間の占領統治下の中で日本の文明は崩壊してしまったように思える。ある哲学者は言った「文明が2度崩壊すると、その国は滅びる」と。日本人は明...
日本史

司馬遼太郎と東京裁判―司馬歴史に潜む「あるイデオロギー」

司馬史観というと、司馬遼太郎独自の歴史観であったがそれ自体が一部支配されている。戦争は正義であったが敗戦後はその戦争自体を悪と決め付けるような一般国民の風潮と全く同じである。 まず第一章は「東京裁判に呪縛されていた「司馬史観」の軌跡」である...
国防・軍事

軍隊のない国家

日本の憲法9条には「戦争放棄」「交戦権の放棄」について明記されている。いくつかの論客や国民からは自衛隊は憲法9条に反するとして訴えているという(多くは敗訴しているが、中には違憲としている判例もある)。 本書はそういった憲法9条を見直しつつ、...
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国防・軍事

反空爆の思想

「空爆は戦争終結を早め、死傷者の数を少なくする」 本書のカバー裏にこう書かれている。ちなみにこれ爆弾を投下する側の人間の論理である。簡単にいえばアメリカの論理といっても差支えない。実際この論理はそうかと考えると大空襲により多くの尊い命を失っ...
日本史

「東京裁判」を裁判する

パール判事の本を3冊読んだせいか、東京裁判についての本をもっと詳しく読みたくなってきた。本書はこの東京裁判について批判をする1冊である。しかし、ごくごく基本的なことが書かれているので本書は東京裁判についての入門書と東京裁判の批判点の中でも基...
世界史

教科書に書かれなかった戦争

教科書に書かれなかった戦争の最後を飾るのは、「朝鮮近代史を駆け抜けた女性たち32人」となっている。朝鮮近代史なので日本では戦前にあたり、韓国併合によって日本の植民地になっていた時代の朝鮮にいた32人の女傑たちを紹介している1冊である。 まず...
国防・軍事

外注される戦争

「民間でできることは民間で」 小泉元首相が郵政民営化や道路公団のときに行った際の言葉である。確かに民でできることは勘に頼らずとも民でやりたいものである。しかし軍事も民間でという考えは小泉元首相の脳裏にはあったのだろうか。安倍前首相の脳裏には...
国内政治

これでは愛国心が持てない

愛国心とは何か? これまで本書以外に何冊・何十冊の本と出合ったが答えはたくさん見つかった。しかし、本当ともいわれる答えというのには残念ながら絞れない。とはいえ愛国心という意味合いをここまで問い詰められるというのは、愛国心に関して懐疑心を抱い...
国防・軍事

新・戦争論

巷では憲法を語られる度に戦争のことを引き合いに出す。引き合いに出すということはほとんど戦争の恐ろしさと非戦・反戦運動が多いイメージがある。確かに日本は63年前敗戦を喫してしまいその後、多くの人がなくなってしまった悲劇、原爆の悲劇、沖縄戦の悲...
世界史

オリエント急行の時代

オリエント急行の歴史は殊のほか長い。1883年にパリ〜イスタンブールで運行されたのが始まりであった。その後世界大戦により途中運行中止があり、戦後再開されたが東西冷戦のあおりから1977年に廃止された、しかしその5年後の1982年にスイスの会...
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