書評 発酵野郎!―世界一のビールを野生酵母でつくる 本書のタイトルを中身を見ずにふと見ると、どうしても発酵学者で有名な小泉武夫氏を連想してしまう。小泉氏は酒や納豆をはじめ、発酵食品を数多く取り上げた発酵学者であり、まさにリアル発酵野郎と言える人物だからである。 しかし本書はクラフトビールの話... 2021.05.23 書評民俗・風評
医学 大便革命 腐敗から発酵へ 本書の話に入る前に一言言っておきたい。食事中の方は本記事は閲覧しないことをおすすめする。健康にまつわる話であるのだが、タイトルの通り汚い話題がたくさんあるためである。 おそらく今まで見た革命の中で、最も汚い「革命」と言える。しかしながら甘く... 2019.07.23 医学書評
書評 超能力微生物 本書のタイトルをみるに、微生物がユリ・ゲラーのような超能力を持つのかと思ってしまうのだが、実際はそうでなく、発酵食品など人体において様々な良い効果をもたらす、人智を超越した力をもつといった微生物を「超能力微生物」と定義している。そもそもどう... 2019.07.11 書評生物学
書評 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ 日本では発酵食品が数多く、親しまれているのだが、そもそも発酵もまた「文化」の一つとして挙げられる。もっとも発酵技術はなぜつくられ、広まっていったのか。そして経済的、文化的な影響とはどこにあるのか、本書は「発酵文化人類学」という本書に出会うま... 2019.03.18 書評民俗・風評