心配しないで、モンスター

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「モンスター」と言うと、いわゆる「怪物」であるのだが、私が北海道に住んでいるときに、よく冬場にCMで「モンスター」という融雪機のやつがあったことを思い出す。

それはさておき、本書は最近だけでは無く、一昔前のJ-POPを題材にしつつも上手く行かない・孤独といったネガティブな自分自身について歌を通じて解消していくという物語である。各章ごとに古今東西の歌のタイトルが埋め込まれていて、歌がリリースされた時代に合った人物が出てくる。いずれも歌が好きで、歌のプロとまでは行かなくとも歌によって人生が形成づけられたと言っても過言ではない。

それほど歌に対する情熱を持っている人々が登場すると言える作品であり、それでいながら、新しい曲が好きな人にとっても、古い歌に興味を示すことができ、その逆に古い曲が好きな人でも新しい曲に興味を示すことができるという、小説にしては珍しく興味のひく一冊である。

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