一歩先をゆく「さきよみ」の習慣―一流秘書が実践している

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未来は誰にもわからないが、ちょっとした先を読むことができれば、時間を有効に使ったり、要領よく仕事をすることができたり、さらにはプライベートも楽しむことができたりすることができる。その「さきよみ」をするにはどうしたらよいのか、本書は秘書の立場から伝授している。

1.「「さきよみ」って何だろう?」
そもそも秘書の仕事は、

「上司のもっとも大切な資産である時間を確保し、仕事の生産性を最大化するためにサポートを行う」(p.19より)

である。その中で上司の時間を有効に使うために「さきよみ」をして仕事を行うことは必須事項である。上司を「さきよみ」し、何を準備し、用意し、そして成果を上げていくか、そのことが非常に重要である。もちろん秘書に限らずともビジネスの場でも「さきよみ」をすることによって時間を有効に使い、生産性を上げることができるようになるという。

2.「「小さなさきよみ」からはじめていこう」
もちろんただいきなり「さきよみ」をしようとしてもどのようにやったら良いのかわからない。そこで本章では1日の行動の中でどのようなことを「さきよみ」していくかを伝授している。もちろん1日と言っても仕事やプライベートを含めてもたくさんあるのだが、トイレに行ったり、買い物でレジを待ったりしている中で「さきよみ」を実践できるような場面があるという。その場面の中でどのように「さきよみ」していくかも伝授している。

3.「秘書が実践している一流のさきよみ」
2.の直後に本章に手を付けるのは非常に難しいので、順番としては2.の後は4.をやって本章を実践していくといいだろう。その理由として本章は著者が秘書の中で実践をしてきた「さきよみ」をすべて明かしている。上司の時間だけではなくモチベーション向上、情報の取捨選択、問題解決をするための「さきよみ」の方法なので、少しでも「さきよみ」の技術を持っていかないとついていけない内容である。

4.「「さきよみ」体質に変わる6つのカギ」
小さな「さきよみ」でもそれを習慣化することができれば、だんだんと「さきよみ」ができる体質になることができる。そのためにどのようなことが必要なのか、本章では6つのキーポイントともに紹介している。キーワードとしては「尊敬」「居場所」「時間感覚」「距離」「勇気」「期待値」がある。

5.「「大きなさきよみ」で人生を変えていこう」
「さきよみ」の最たるものは数年、数十年先の人生を見据えてどのように行動していくのかを伝授している。もちろん最も難しいことであるのだが、ショートスパンで「さきよみ」をマスターできたら本章に手を付けて将来の夢をかなえるためにどうしたらよいのかを取り上げている。

「さきよみ」は決してできないことではない。小さなことから実践をし続けていくことによって「さきよみ」をマスターし、やがて将来の夢まで先読みして行動し、かなえることができるようになる。本章はもし「さきよみ」を身につけたい方、そういうスキルを身につけなければならない方にとって適した一冊である。

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