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2009年3月

チョコレート

本来であれば先月の14日に取り上げるべきだったのだが、なぜかこの日に取り上げることになった。バレンタインデーと言ったら「チョコレート」を女性から男性に挙げるというのが慣例だが今年はなぜか「逆チョコ」というのが話題となったようだ。しかしバレンタインデーの元は紀元前にさかのぼり、ローマ皇帝の迫害下で処刑された聖ウァレンティヌスに由来する記念日であると言われている。そのことからあまり縁起のいい日ではない […]

日本で「一番いい」学校―地域連携のイノベーション

「一番いい」という基準は一体どこからきているのかというのが分からない。もしかしたら著者自身が「これが日本で一番いい学校だ」という独断で決めたのだろう。 それについて、とやかく言うつもりはないのだが本書の内容は副題のほうが的を射ており、地域連携による教育を行っているケースを紹介しながら「いい学校」の在り方について考察している。 第1章「地域連携の原点」 地域連携での教育を行っている原点、それは徳島県 […]

日本の風俗―起源がよくわかる本

普段当たり前にやっている挨拶などの礼儀作法やマナー、年中行事と言った者は一体どこからきているのか、なぜこれを行っているのかというのを皆さんは考えたことがあるか。本書はこう言った起源をわかりやすく解説されている一冊である。民俗学的にも入門書であるのでこれからこう言った学問に入るという人でもすんなりと前知識を取り入れていける。さらにこれを読めば普段やっていることをもっと心をこめて行える、はずである。 […]

観光人類学の挑戦―「新しい地球」の生き方

学問で「観光学」や「人類学」というのはあるものだが、本書のタイトルにある「観光人類学」というのは初めて聞く。本書はこの「観光人類学」とは一体何なのかというのを述べつつ、「観光」における地球人としての生き方を考察していっている。 第1章「「新しい地球」の生き方を探る」 「グローバリゼーション」という言葉を旅行的観点から見ている。この「ブローバリゼーション」というのは90年代初頭から言われ始めた言葉で […]

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

経済評論家兼公認会計士の勝間和代氏が強く推薦した一冊であるが、そのことにより書評ブロガーの多くは本書にある「ストレングス・ファインダー」を行い、自分たちの「強み」を活かしながら生きているということを聞く。私は今までこう言ったことをやろうとは考えていなかったが、書評がてら興味半分、面白半分でやってみようと考えたので本書を手に取った。 前半ではいつもの通り書評を行うが、後半は実際に私が「ストレングス・ […]

選ばれ続ける社員の法則77 出世が早い!にはコツがある

浜口直太氏自身50冊目の本である。昨年から景気が急速に減速し、企業も倒産やリストラが相次いでいる。その中でどのようにして選ばれ続けていくかというのが書かれている。当然こういう時代だからでこそ勉強なり、自己啓発なり頼るが、まずはいったんリセットしたうえで本書を読むことをお勧めしている。 第1章「不況だからでこそ「選ばれ続ける人」に」 不況の時代だからでこそ成り上がれるチャンスである。むしろこう言った […]

知っているようで知らない 「法則」のトリセツ

著者の水野氏と言えばほかにも以下の本も出されている。 お金持ちになるマネー本厳選「50冊」 posted with ヨメレバ 水野俊哉 講談社 2008年11月 楽天ブックス Amazon Kindle 7net honto e-hon 紀伊國屋書店   すなわち成功本やマネー本で有名であり、1年で1500冊ものビジネス本を読破したというほどである。さらに書評も行っており、今年の2月下旬から雑誌「 […]

ライフハックのつくりかた

先月の「出会いの大学」のセミナーで講師をされていた小山龍介氏の1冊。元祖Hacks!だけあって目から鱗の作品である。 はじめに「天文学から気象学へ」 天文学と気象学はもともとある学問であるが、小山氏によればこの天文学と気象学をライフハックのようにこう喩えている 「天文学」は大規模で予測が容易であること。 「気象学」は予想したくても予想できない複雑な世界であること(いずれもp.7より)。 つまり予測 […]

フォースインディア VJM02を発表他

フォースインディア VJM02を発表 http://f1.gpupdate.net/ja/news/2009/02/28/207507/ 昨シーズンは1ポイントも獲得できないまま終わったこのフォースインディア。 今回の新車はまずまずといったところじゃないでしょうか。ドライバーは昨シーズンと変わらず、スーティルとフィジケラ。 フィジケラはともかく、スーティルには今シーズンポイント圏内に入ってほしいも […]